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第7話

そう思うのは、仕方ないだろ?
許せよ…ま、問題は、山口がどう思うか、だよなぁ。


好きでもねぇ男に告られて、挙句の果てに付き合わされるだなんて、地獄以外の何でもねぇよな。
もちろん、俺なりに山口を大切にするし、彼女のことは幸せにしたいけど。


「橘さん、そう、落ち込まないでください。1ヶ月後、入院して、様子を見ながら手術を行ったりします。

必ずしも、2ヶ月後にはもう死ぬ、というわけではありませんよ。」


何の慰めにもならない、主治医の言葉。
もし、2ヶ月後、まだ生きてたとしても、どうせ、そう長生きはできないんだろう。

この雰囲気が、言葉よりも、何よりも、それを語っていた。


「…ありがとうございました。じゃ、俺は、これで。」
「お大事に。」


主治医はそれだけ言うと、忙しそうにパソコンに向き直った。
少し複雑な気分になりながらも、俺は病院を出た。


…自由に、俺の思うまま、生きれるのは、あと1か月しかないんだな。
そう思うと、後悔ばかりがおしよせる。
くだらない話やくだらねぇことして時間を潰していたあの時間を、今欲しい。


どんなに願ったって、何をしたって、後悔したって、時間は戻ってこない。
それを、痛感した。


とにかく、俺は…
明日、好きな子…山口に告白する。

その決意を胸に、俺は家へと帰宅した。

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Salt Sugar
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