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第2話

伊ヶ崎



伊ヶ崎は元々私の隣のベットに入院していて、なんとなく声をかけられ仲良くなった


なんの理由で入院していたかは、本人が教えてくれないからよくわからない


ちなみに私は去年の夏交通事故にあい、ここの病院に入院した


本当はそろそろ退院してもいいのだが、足のリハビリが少し長引いて一年も入院してしまった

伊ヶ崎は先に退院して、その後よく今みたいに見舞いにきてくれるようになった






「 はぁ、はぁ‥‥‥なんで見舞いに来ただけなのにこんな疲れんだよ、 」




『 それはこっちのセリフよ! 』



散々言い合って、息が上がってきた頃にやっと小さな喧嘩が終わった



「 はぁ、、じゃぁ俺もう行くな。 」



『 え、ええ。ありがとうね。 』


そう感謝の言葉を言うと、伊ヶ崎はぎょっとした目で私のことを見てきた



「 おいおい気は確かか?
明日は槍がふるぞ‥‥ 」



『 ちょっと失礼ね!!!!!!!
はやくでてって!!!! 』



「 うおー怖え怖え 」



そう言って伊ヶ崎は病室を出ていく。


『 ‥‥‥‥‥‥ 』


一気に静かになった病室でさっきの出来事を思い出す

今日もうまく感謝の気持ちを伝えられなかった


元々私は四人部屋に居たのだが、途中から個人部屋に移ったのだ。

独りぼっちになり寂しかったときに、伊ヶ崎は毎日のように見舞いに来てくれた



それがほんとに嬉しいのだ。




なのに、


なのに今日も “ありがとう” と “嬉しい” を言えなかった



『 もーーーーー頑張ってくれよ私‥‥ 』



そう言ってベットに崩れ込む。



空はもうオレンジ色に染まっていて、カラスも鳴いている




『( 明日も伊ヶ崎来てくれるかな )』



柄にもなくそんなことを思った






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