第4話

〜 encounter 〜
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2022/07/05 14:15 更新




俺は、旅の途中で一体の竜に出会った。
ねろちゃん
………。
………。
その竜は俺をじっと見つめている。
ねろちゃん
(なんだ…?)
…人、じゃないな。
吸血種か…?
ねろちゃん
…そうだ。
なるほど。
…誰かに会うのは、久しぶりだな。
少し、話をしないか?
勿論、君が良ければの話だが。
ねろちゃん
…構わない。
あ、少し待ってくれ。端末を作った方がいいな。
端末…?

すると人の形をした何かが竜の近くに現れる。
竜?
うん、この方が動けるしいいな。
そいつは竜と同じ声だった。
竜?
驚かせてすまない。昔はこの姿だったんだが、事情があって竜になったんだ。
ねろちゃん
そ、そうか…。
……うん、考えるのはもうやめよう。
何年も言葉の通じる種に会っていなかったからか、最初はギクシャクしてしまったが、それは向こうも同じようだった。








彼の名はジークと言うらしい。

何でも昔、表側の世界で起きた聖杯大戦と言う聖杯戦争に参加していたと言う。
ジーク
俺は訳あって聖杯戦争が決着したあと、この世界の裏側に大聖杯を持ってきた。
ジーク
大聖杯を誰にも使わせないために。
ジーク
そして今は、ある人をここで待ってる。
ねろちゃん
…そうか。
ねろちゃん
その人は、いつ来るのかわかるのか?
ジーク
…いや、分からない。
ねろちゃん
分からないのに、待つのか?
ジーク
ああ。
ジーク
何年、何十年、何百年と待ち続ける。
ジーク
彼女は必ず来てくれる。
ねろちゃん
…そうか。
ジーク
そういう君は、何故旅をしているんだ?
ねろちゃん
………分からない。
ジーク
分からないのに、旅をするのか?

さっきと逆の立場になってしまった。
ねろちゃん
…俺にはもう、何もないから…。
ジーク
………。
ねろちゃん
仲間が全員居なくなって、
ねろちゃん
これからどうしたらいいのか分からない。
ねろちゃん
なんのために俺は生き残ったのかすら分からない。
ねろちゃん
アイツらのいない世界で、俺は…生きていく意味すらもう分からないんだ…
ジーク
……そうか。
ジーク
君に出会ったのは、もしかするとこのためなのかもしれないな…
ねろちゃん
え?
ジーク
いや、ただの独り言さ。
ジーク
なぁ、ねろちゃん。
ジーク
今日あって言うのもなんなんだが、
ジーク
頼まれごとをしてくれないか?
ねろちゃん
……?
ジーク
……このままだと、表の世界が崩壊しそうなんだ。
ねろちゃん
は…?
ジーク
この大聖杯を通して分かる。
ジーク
この事象は、君がいないと解決できない。
ねろちゃん
どういう、事だ?
ジーク
表の世界で、吸血鬼 ・ ・ ・が暴れている。
ねろちゃん
っ!?
ジーク
君と同じ『真祖』ではないが…
ジーク
でも、この事象は君に関係している。
ねろちゃん
まっ、待ってくれ!
ねろちゃん
何が何だか、さっぱり分からない…
ジーク
では、単刀直入に言おう。
ジーク
○○○○○○○○○○○○○○○○○○
ねろちゃん
っ!?
ねろちゃん
本当、なのか…?
ジーク
ああ。
ジーク
生憎、俺はここから離れることが出来ない。
ジーク
だから、君に頼むしかできない。
ねろちゃん
………。
ジーク
表側の世界に行くのは手伝える。
ジーク
抑止力は、俺がなんとかしよう。
ジーク
頼まれてくれないか?
ねろちゃん
……分かった。
ジーク
すまない、ありがとう。





そうして俺は、ジークの協力を経て、表の世界へと向かう事にした。



ここまで読んで下さってありがとうございます。


ジークとは、誰なんでしょうね(*´ω`*)
(詳しくはFate/Apocryphaで検索してみてね)


この際ぶっちゃけますと、この関連作品(『それでも君は許してくれますか』も含む)に関しては、型月ワールド全開で行きます。はい。
(型月とはTYPE-MOONの別称)


以後お見知りおきを。



それではまた( ´ ▽ ` )ノ

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