第5話

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2019/12/30 15:23 更新
そして私達は荷物を持って家を出た。
しばらく話をしていたら目の前にうずくまっている女の子が居た。
緋奈あなた
緋奈あなた
どうしたの??
私は聞いた。
そしたら女の子はこう言った。
女の子
女の子
おトイレはどこ……??
緋奈あなた
緋奈あなた
この子連れてくね!
私はそう言った。
そしたらみんな快くこう言った。
浦田渉
浦田渉
おう!
坂田優樹
坂田優樹
あなたは偉いな〜!
織原千羅
織原千羅
さすがあなた!
緋奈あなた
緋奈あなた
それじゃあ行ってくる!
全員
はーい!
私と女の子は手を繋いで歩き出した。
緋奈あなた
緋奈あなた
どこに住んでるの?
女の子
女の子
隣町!
緋奈あなた
緋奈あなた
へー、そうなんだ!
しばらく話をしているとトイレに着いた。
滅多に人が来ない公園のため誰もいない。
女の子
女の子
ねぇ、お姉さん。
女の子
女の子
一ノ瀬奏多って知ってる?
緋奈あなた
緋奈あなた
っ……!!どうしてその名前を……!
どうしてこの子が奏多を知っているの!?
まさか、関係者?
そう思っている瞬間女の子は姿を変えた。
??
きゃはは!やっと見つけたネ!!
緋奈あなた
緋奈あなた
!?
現れたのは銘琳めいりんだった。
銘琳とは奏多の仲間だ。
銘琳がいるということは熾攀もいるということだ。
銘琳
銘琳
さぁ、あなた様着いてきて貰いましょうネ。
緋奈あなた
緋奈あなた
っ、いや!!
銘琳
銘琳
熾攀しはん!!
??
う、うん!!
熾攀
熾攀
あなた様、行きましょう?
そう言って熾攀は私の口にハンカチを押さえ付けた。
私はつい匂いを嗅いでしまい気を失った。
バタッ
銘琳
銘琳
これで奏多様の右腕になれるネ
熾攀
熾攀
そうだね……!
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
夢を見た。
とても居心地がいい夢を。
緋奈あなた
緋奈あなた
お母さん……??
お母さん
お母さん
あなた。
緋奈あなた
緋奈あなた
お母さんッッ…!!
ギュッ!!
やはりお母さんに抱き着いたら心地が良い。
懐かしい。
お母さん
お母さん
元気にやってるの?
緋奈あなた
緋奈あなた
うん!今はちょっとヤクザの嫁になれって言われて困ってるけど……!
お母さん
お母さん
ヤクザの嫁ね〜ふふっ、
そして私はお母さんに今まであったことを全て話した。
とても楽しかった。
昔のように仲良くお母さんとお話をした。
お母さん
お母さん
あ、そろそろ行かなきゃ
緋奈あなた
緋奈あなた
え?
お母さんが言っているのは天国のことだろう。
お母さん
お母さん
あなた、これからも頑張って!お母さんはいつでもあなたのことを見守ってるわ!
そう言ったお母さんの体は足から消えていった。
緋奈あなた
緋奈あなた
うん!!グスッ
そう言った瞬間私の視界は真っ暗になった。
緋奈あなた
緋奈あなた
っ!!
私は目が覚めた。
辺りを見回すと私の手首に鎖がついていたのだ。
そして服もドレスに変わっている。
奏多がやったのだろう。
考えているうちに誰かが入って来た。
そしてその人を見てみると、
一之瀬奏多
一之瀬奏多
あなた、久しぶりだね。
やはり奏多だった。
緋奈あなた
緋奈あなた
っ……!
緋奈あなた
緋奈あなた
アンタとはもう終わりだってこの前言ったでしょう……
私は奏多にそう告げた。
そうしたら奏多は私を抱き締めた。
一之瀬奏多
一之瀬奏多
まだ終わってない。俺が納得いくまであなたとの関係は続くんだよ。
と言った。
正直訳が分からなかった。
相手が良ければこちらの気持ちも考えずに続けるのか。
やはり奏多は狂っている。

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