慌てて組員らしき人が走ってきた。
うらたさん達が助けに来てくれたのだろう。
奏多は組員らしき人にこう言った。
タッタッタッタッ
急いで走り去っていった。
奏多は私に話しかけた。
っ……。
でもあの人達が死なないのなら私は奏多に従う。
反抗したのならあの人達は殺されてしまうから。
そう言って奏多は私の頭を撫でる。
その時白い髪の人と黒い髪の人とピンクのボブの人が私の目の前に現れた。
私は突然現れたためビックリした。
何度も見覚えのある顔だ。
そう言って私に思いっきり抱き着いてくる。
nqrseはluzをさらっと無視して私に話しかける。
奏多が低い声で言うと一瞬で声が鳴りやんだ。
ダダダダダダダダダッ
誰かが思いっきり走ってくる音がする。
そして現れたのは
うらたさんだ。
そう言ってうらたさんはその場に膝から崩れ落ちた。
うらたさんに続いて坂田さん、千羅さんが来た。
そう言って千羅さんは私に手を伸ばす。
が、
私はその手を払い除けた。
私は奏多に命令された言葉を言う。
私は今までない大きな声で千羅さん達に言った。
そして坂田さんは私に向けてこう言った。
そう言って坂田さんは私に尋ねてくる。
こんな言いたくも無い言葉を並べていったら涙が出そうになった。
でも私はそれを我慢してうらたさん達を睨みつけた。
うらたさん達も諦めたようだ。
そして奏多は私にこう告げた。
そう言って奏多達は私の目の前から姿を消した。
私は今にでも罪悪感で押し潰されそうだ。
大好きな人達に大っ嫌いなんて言ってしまった。
千羅さんの助けを私は退けた。
坂田さんに嘘をついてしまった。
うらたさん達の努力を無駄にした。
周寧組のみんなを裏切ってしまった。
こんな罪悪感で押し潰されそうだ。
うらたside
あなたは完全にあっちに行った訳では無い。
俺は気付いたんだ。
あなたが涙目で声が震えていたことを。
脾野組の組長。一之瀬奏多に脅されていたのだろう。
そう言って坂田は俺に怒る。
そして坂田に俺が考えていることを全て言う。
そう言って坂田は全身の力が抜けた。
しかし千羅は黙ったまんまだ。
俺は千羅に呼びかける。
そしたら千羅は思いついたように顔を上げた。





















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。