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第1話

#1 平凡な日常
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2023/10/22 01:17
本人様と関係は一切ありません!!
本人様の名前も出てきます!
許せる方だけどうぞ!









俺たちは今人気の男性アイドルグループ、SixTONESだ。
最近は、テレビ、映画、SNSで、絶大な人気を誇っている。

今日はyoutubeの撮影でバスに乗ってメンバーと楽しく話している。



樹「ほんとにさぁ、この6人でやってきてほんとによかった」
京「急にそんな話?…まぁ、そうだね。めっちゃ楽しいよな」
髙「まじでお前らといるのが世界一楽しいわ」
慎「ねー。俺たち多分死ぬまで一緒だよな」
北「今日久しぶりに6人で集まれたしね」
髙「6人とも忙しくてね…」
樹「…?ジェシー?静かじゃん」
ジ「いや、なんかこの空間がすごいから、邪魔しちゃいけないな〜と思って」
京「何いってんの、ジェシーも含めてSixTONESなんだから。」
髙「そーだよ。誰もジェシーのこと邪魔だなんて思ってないよ」
ジ「うん。ありがとう。」





こんな日常が永遠に続けばいいのに…





ー1週間後ー
ジ「樹ー」
樹「ん?何?」
ジェシーが渡してきたのは青いスカーフを巻いている、ライオンのちいさいぬいぐるみ。
樹「えへ?wかわいい…」
ジ「でしょ!?俺これ最初見た時、わぁ!
樹だぁ!って思ったから買ってきた!」
樹「そうなんだ。ありがとマジで」
ジ「DAHAHAッ!!」
樹「うるさっ!何どうしたの急に」
ジ「いやっ…樹、めっちゃ嬉しそうだったから思わず…」
ジ「マジで樹は俺が一生守るから」



告白のようなセリフだが、ジェシーからこんなような
言葉をもらうのはよくあること。



樹「言ったな?俺のこと守れよ?」
ジ「もぉ〜っちろぉんHEHE!隕石が降ってきても守るよ」
樹「それは無理だろw」






ある日
北「待ってジェシー遅くない?」
慎「確かに、いつも早く楽屋来るのにね」
京「遅刻じゃない?」
髙「寝坊って可能性もあるからね…」
樹「…」


すると、俺の携帯が鳴った。
樹「ん、ジェシーのお母さん…?もしもし?」


「樹くん。今、ジェシーが病院にいるの、」


樹「病院…!?」
北「…どうした?」








「エピソード記憶障害…ですね」







みんな「エピソード記憶障害…?」


「自分で体験した出来事の記憶がなくなる記憶喪失の
一種です。」


慎「…え、」
北「治るんですかね…」

「申し訳ありませんが、今のところ、治療は難しいかと…」



ありえない。信じたくない。ジェシーとの記憶がジェシーの中から消えるなんて…


まだ頭が追いついていない状態で病室へ向かう。

扉を開けると、


ジ「あ…こんにちは…」

俺たちの姿を見て、ベットから起き上がったジェシー。敬語で接してくるジェシーを見て、涙が込み上げてきた。  必死で唇を噛む。

髙「あ…お母さんからはどこまで聞いてるの?」

ジ「…俺の名前はジェシー。アイドルグループをしてて…みなさんが、グループのメンバー………」

慎「俺、森本慎太郎。」

慎太郎が迷うことなく自己紹介したのでみんなビックリした。
京「京本大我。」
北「俺、松村北斗」
髙「髙地優吾。」
樹「田中樹…」

ジ「お、お願いします…」



Jrの時からずっと一緒にやってきたジェシーが、記憶をなくすなんて…そんなの…そんなの…




「もう無理だわ」




その言葉だけ残して、俺は病室から出た。

京「樹!!」

つづく





記憶喪失なんて、ありきたりですいません!!
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