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第8話

「時間停止」
調査を続けて、はや2,3週間。


未だに未玖姉に関する証拠はなし。


けど、何故か気配だけはする。
エスト
エスト
ふぅ…今日も成果なし…か。
マエル
マエル
でも、どうするの?
このまま続けてて、いいの?
エスト
エスト
…確かに、辞めてもいいかもね…
そんな時だった。


この時は、まさかこんな事が
起こるなんて思っていなかった。
エスト
エスト
…今、もしかして揺れてる?
マエル
マエル
うん。間違いないよ…
こんな時に地震なんて、考えたくない。

逃げる時間なんか、あるわけない…



と思った刹那の事だ。
エスト
エスト
っ…!?なに、これ…
地震が、一瞬にして収まった…!?
あたしは、とんでもない事に遭遇した。





地震で地面が揺れ、崩れる。
普段ならただそれだけで終わる事なのに、
今回は少し違う。






地面が崩れる「手前」で、
地震が収まっているのだから。
マエル
マエル
…え?
マエルも、こんな状況を
目の当たりにしたら、
もはや困惑じゃ済まないよね…
エスト
エスト
ねぇ…これどうなってるの!?
未玖(光)
やっほ〜♪エストロニアー!
元気にやってる〜?
異常な光景で驚く中、未玖姉の「光」は現れた。
エスト
エスト
光の未玖姉は、
これについて何か知ってるの?
未玖(光)
さぁね…?どうだろう?
仮に私が知ってたとしても…
これは収まらないんだよ?
マエル
マエル
そんな…!?ずっとこのままなんて…
エスト
エスト
どうして!?
この世界を巻き込む必要なんか…!
未玖(光)
酷いなぁ…これが世界の破滅を
意味してるとでも思ってたりするの?
世界の破滅なんて、考えたくなかった。


誰の仕業なのかは分からない。

けど、このまま引き下がれない。
エスト
エスト
だからって…これを今する
必要があるっていうの!?
未玖(闇)
これは今だから、起こった災厄。
貴方の意見は概ね間違ってないわよ?
少しだけ…捉え方が違うけど。
何故か未玖姉の「闇」まで加担してきた。
エスト
エスト
今だから起こる災厄…?
どういう事なの!?
未玖(光)
エストロニア…前に本来の私に
言われなかった?
「時が止まるその時は、
破滅を意味する」ってさ。
エスト
エスト
…!?
そうだ。思い出した。

昔、未玖姉が言っていた事。



それが、今起こっている。
マエルには、とんでもない迷惑をかけてる…


今のあたしは、軽く絶望している。