第22話

渡さない
485
2020/05/31 00:09
ー翌日ー


凛「宮野!」


ギュッ
(バックハグ)


『ちょっと、やめてよ!!』


(振り払う)



『なに』



凛「あいつから聞いたんじゃないの?俺が言ったこと」


『聞いたけど、、?』


凛「まあ、そういうことだから。お前を取り返す」


『はぁ?どういうこと?意味わかんないんだけど』


凛「あ~忘れちゃった?」


『は?』


凛「俺が引っ越す前、俺お前に告っただろ?」


『ごめん、覚えてない』





ぜんぜん覚えてない。

凛のことすら覚えてないんだから、覚えてるわけがない





凛「え。」


「俺はあのとき、お前に振られたんだよ。で、ずっと諦めてないんだよ!」



『そう、だったんだ。ごめん。』



凛「だから、絶対お前をあいつから取り返す」




(去る)









私ほんとになんにも覚えてない

傷つけた、よね。

でも、ごめん。私が好きなのは、優斗なの。







優斗「どこ行ってたんだよ」


『凛と話した。ごめん』


優斗「なんて言ってた?」




私はさっき言われたことを全部話した





優斗「そっか。」


「大丈夫、俺が守る」



『ありがとう』





ギュッ











凛が見てるとも知らずに


୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

一旦切ります!

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