あれから僕が3人の元で暮らして1年が経った。
そして彼らのことを沢山知った。
1つ目、加賀美さんは会社の次期社長であること。
社長と呼ばれていた理由はそのことから由来されているらしい。
2つ目、ふわっちは何を考えているのか分からないこと。
本当に掴めない。ただエナドリを飲みすぎて社長に怒られてる子らエナドリが好きなことは分かる。
(好きというよりかは中毒だが)
3つ目、甲斐田くんは僕の予想通り不憫でいじられキャラだった。
今では僕も彼のことをよくいじっている。
そしてこれが1番驚いたこと。
それは────────────────────
そう、アイドルであること。
アイドルとか1番媚がいる仕事だ。
だから媚びないことを祈るしか僕には出来ない。
でもどちらかと言うと3人はアイドルというより芸人なので許す。
将来絶対僕もROF-MAOに加入して、アイドルユニットじゃなくして媚びを排除するんだ絶対に。
3人が出演していた特集も終わってしまい、やることがなくなって眠たくなってきた。
寝ることにしたが、自分の部屋まで行くまで少し面倒だったのでリビングのソファで寝ることにした。
ふと目を開けるとそこには
お腹から赤い液体を流していたり口からも液体を流して苦しんでいる甲斐田くん。
胸から赤い液体を流していて、甲斐田くんを守るように倒れているふわっち。
肩に刃物が刺さっていたり、他の場所も傷だらけになりながら2人を守ろうとして誰かと争っている社長。
そんな光景が見えた。
こわい。ころされる?なんで?みんなきずだらけ?
こわい。なんで?なんであかいえきたいだしてたの?わからない。わからない。わからない。
おねがい。これいじょうぼくから
なにもうばわないで。
あれ?生きてる?
あれが夢で、これが現実?
それともこれが夢?
分からない。
そこでまた視界は暗くなった。
この幸せが、続きますように。
なんて、続く筈がなかったみたい。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。