第14話

赤き剣士の再臨
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2024/08/15 13:07 更新
ジャイガー
(だ、駄目だ)
ジャイガー
(当たらん!)
ジャイガー
避けるなァァァァァァァァァァ!!!
ジャイガーは自暴自棄になって拳を振るっている
しかしそんな攻撃が今のいろはに当たるわけがない
風真いろは
(あと少し…あと少しで)
ジャイガー
ガァァァァァァァァァァ!!!!
ジャイガーの拳が当たった地面はクレーターを作りながら土煙をあげている
それがジャイガーの拳に込められた力が強大なものだということを知らしめていた
風真いろは
(よし、行ける!)
ズリッ
風真いろは
!?
風真いろは
しまっ!
ジャイガー
だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
風真いろは
ッッッ……!!!
ほんの一瞬の出来事だった
いろはが足を踏みはずしバランスを崩したところにジャイガーの拳がいろはの腹部を捉えた
風真いろは
ごえっ……
風真いろは
あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙………
ジャイガー
フーッ!フーッ!
ジャイガー
フゥー
ジャイガー
ククククク…ハハハハハハハ!!
ジャイガー
俺の勝ちだ
風真いろは
……ハァ、ハァ
風真いろは
う、ごけ……動け!
ジャイガー
あぁ?
ジャイガー
無理に決まっているだろう
ジャイガー
貴様のその傷は
ジャイガー
他でもないこの俺様がつけたのだからな
風真いろは
知るか……
風真いろは
確かに風真の傷はそう簡単に治るものじゃない……でも!
風真いろは
ここで負けたら……モードレッドは!
ジャイガー
仲間仲間とくだらない
ジャイガー
だから貴様らは弱いのだ
ジャイガー
弱いやつほどよく群れる!
風真いろは
友情も愛情も知らないお前が語るな…
風真いろは
所詮お前達は…人の器を持った怪獣に過ぎない
ジャイガー
すぐにその口を閉じてやる
風真いろは
(集中)
風真いろは
(やれる、やるしかない)
風真いろは
(やってみせる、どんな言葉で表しても)
風真いろは
(最後にアイツを殺すことだけが目標)
ジャイガーが拳を振りかぶった
辺りに緊張が立ち込める
風真いろは
風真一刀流
チャキ、という音と共にジャイガーの首元が光った
それはいろはの刀が月光を反射したものだった
風真いろは
風魔斬月ふうまざんげつ
いろはが刀を鞘に収めた
ボトッとジャイガーの首が落ちた
ジャイガー
ば、バカな
ジャイガー
この俺様が
ジャイガー
倒されただと?
ジャイガー
ふざけるな…ふざけるなァ
ジャイガー
ふざけるなァァァァァァァァァ!!!
叫ぶジャイガーの転がる頭にいろはが刀を素早く抜き突き刺した
風真いろは
…やっぱり
風真いろは
負け犬の遠吠えは虚しいでござるね
ジャイガー
き、さ、、、ま
ジャイガー死亡
       勝者 風真いろは
風真いろは
う、うぅ
火威青
いろは先輩!
風真いろは
あ、青くんごめん
火威青
いいんですよ、それより凄かったですよ最後のあの技!
火威青
ジャイガーの首をスパーン!って
風真いろは
あ、あはは
ギロン
終わったようだな
ギロン
早々に悪いが次の相手をしてもらうぞ
火威青
…いろは先輩に負担はかけさせませんよ
火威青
なるべく僕がアイツの体力を削って
ギロン
何を言っている
ギロン
我の相手は貴様だ
ギロン
風真いろは
火威青
…は?
火威青
見ただろ!いろは先輩は今ジャイガーと
ギロン
関係ない
風真いろは
風真と?
ギロン
あぁ、そうだ
ちょーっと待ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
聞き覚えのある声がする
しかしあり得ない
いろはと青は驚きを隠せない様子で声がする方を向いた
モードレッド
私がまだやってないんだよなぁ〜
風真いろは
も、モードレッド!?
火威青
傷は!?傷は大丈夫なんですか!?
モードレッド
あぁ!気合で治した!
風真いろは
(大丈夫じゃなさそう)
火威青
(この人ならやりかねないな、実際僕もやったし)
モードレッド
んで
モードレッド
いいだろ?私がやっても
ギロン
・・・
ギロン
いいだろう
火威青
いろは先輩、怪我が酷いです
火威青
こっちへ
風真いろは
うん、ありがとう
モードレッド
…これがラストバトルだ
ギロン
貴様が我を殺すと?
モードレッド
そうだよ
ギロン
抜かせ小娘
モードレッド
お前らって同じことしか言えないのか?
モードレッド
ならこんな小娘に抜かされないように立ち回って見せなぁ!!
ギロン
…参る

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