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(ユキトside)
コトブキの短大を無事に卒業した俺は、
これからどうするか考えていた。
そんな事を考えていると…。
突然ヒカリからの着信が入る。
最初は随分リンから嫌われていたけど、
以前テンガン山で倒れたアイツを
看病して以来、少しずつではあったが
仲良くなっていった。
コウキやヒカリ、時々シロナさんも交えて
一緒に出掛ける事も少なくはなかった。
けど、ヒカリから電話は珍しかった。
というより、俺はシロナさん以外だと
リンぐらいしか殆ど電話で話した事はない。
俺は一瞬自分の耳を疑った。
リンがホウエンに帰るの…今日だったのか…?
アイツ、俺には一言も…!
グレイシアをボールに戻し、最近ゲットした
デリバードの力を借りてリンの居る
船着き場に向かおうとしていると…。
俺の目の前に止まるシロナさんの車。
車に乗ると、シロナさんは船着き場まで
送ってくれて…。
シロナさんのおかげでリンが乗船する前に
船着き場に到着した俺は…。
無事に間に合い、リンを呼び止めたのだった。
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(リンside)
全くヒカリは…。
そんな事されたら…あたしは…。
泣くな…あたし。コウキにヒカリ、
シロナさんも見ている前で…。
船に乗ろうとするあたしの腕を、
ユキトに掴まれる。



















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。