第24話

24話
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2026/07/01 02:53 更新





ミンジョン
もう一回言って?


○○


即答で言った

するとミンジョンは信じられないものを見るような顔をする

ミンジョン
なんで、!


○○
一回言ったから


ミンジョン
もう一回


○○


ミンジョン
お願い


○○
やーだ


ミンジョン
○○


○○


やりとりが完全に子供だった

でも
ミンジョンは本気だった


さっきからずっと嬉しそうなのに
どこか信じられない顔もしている


それが少しだけ可愛くて○○は笑いながら言った

○○
そんなに?


ミンジョンは迷わず頷く

ミンジョン
そんなに


その返事があまりにも真っ直ぐで○○の胸が少し熱くなる

すると
ミンジョンが急に静かになった
さっきまでの勢いが嘘みたいに

○○
どうしたの?


○○が聞く

するとミンジョンは少し視線を落とした

ミンジョン
なんか…
ミンジョン
やっと報われた気がする


○○は驚く

ミンジョン
○○がいなくなった時


○○は黙って聞く

ミンジョン
本当に終わったと思った


夕方の風が吹く

ミンジョン
会えないし
ミンジョン
避けられるし
ミンジョン
連絡もできないし


少し笑う



でもその笑顔は少し寂しかった

ミンジョン
その時初めて気づいたんだよね
ミンジョン
私、○○のことめちゃくちゃ好きなんだって


○○は静かに聞いていた



すると、
ミンジョンが少し困った顔をする

ミンジョン
でも遅かった
ミンジョン
全部遅かった


その言葉には後悔が滲んでいた


あの日。
○○が選んでと言った時ミンジョンは選べなかった


その結果○○は離れていった






それをずっと後悔していたのだ

ミンジョン
だから


ミンジョンが続ける

ミンジョン
もう信じてもらえないと思ってた
ミンジョン
好きって言っても
ミンジョン
会いたいって言っても
ミンジョン
全部遅いと思ってた


震えた声で。

○○はそこで初めて気づく

自分だけじゃなかったんだと
傷ついていたのは
怖かったのは
不安だったのは


ミンジョンも同じだったんだ
しばらく沈黙が流れる


そして。
○○はゆっくり手を伸ばした

ミンジョンの手に触れる
一瞬だけ

ミンジョンの目が大きくなる

○○
もう大丈夫


その一言にミンジョンはなにも言えなくなる

ただ触れられた手を見ている

まるで宝物みたいに

○○
だから


○○が少し笑う

○○
そんな不安そうな顔しないで


ミンジョンは数秒黙ったあと
小さく笑った

そして本当に安心したように肩の力を抜いた

ミンジョン
…うん


その返事は今まで聞いたどの「うん」よりも優しかった

夕暮れのの空は少しずつ夜に変わっていく



ミンジョンは5分に1回のペースで、

ミンジョン
本当に好き?


と確認してきて、○○は呆れながらも、
少しずつ笑うようになっていった





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