ものすごく憂鬱でつまらない学校生活が流れるように続いていく。
いつも通りいじめも続く。
その視線が前よりも痛く、鋭く感じてしまう
痛いな…
でも、気にしてる余裕なんて一切ない
今は大切な、大好きな、その人に伝えたいから
学校が終わり、放課後となる
学校中探してもいなかった
どこにいる?
会って話したい。
明日から夏休み
話せなくなる…
嫌だ
このまま終わるなんて
いつもより早く着替え、私になった
歩いている恋を見つけた
でも、だいぶ落ち込んでいるような、焦って居るような…
声が出ない…あんな顔の恋を見たくない…
しかも理由は私……僕…
あれ…
私と僕の境界線が…
曖昧になってるよ…
ペシッ!
頬を叩いて勇気を出した
そう、たった一粒の勇気。一歩間違えると無駄になる
頑張らなきゃ
逃げようとする恋の手を掴んで引き留めた
この少し前
近くのカラ◯ケ館に着いた
部屋に入り、早速
あれ…涙が溢れてきた…
おかしいな
詩音が私のことを抱きしめて頭をそっと撫でてくれた
涙目ながらに顔を見上げると
詩音は…
私にキスをした
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。