第116話

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2023/09/15 11:25


流星side





流星「…ん、」

マネ「目覚めたか?」

流星「…マネ、さん。ここ、」

マネ「救護室や。あんた倒れたんやで。」



目が覚めるとなぜか救護室にいた俺。起きたばっかで霧がかかったようになっていた頭が次第に晴れていく。




流星「ッあ!収録…!!」

マネ「大丈夫や。いい感じにカットしてくれるらしい。」

流星「っでも…」

マネ「最近体調悪いやろ?だから送ってくれって頼んだんやな今日。明日の仕事リスケするか?」

流星「いや、やります。丈くんいるし、大丈夫。」

マネ「そか。藤原には俺から連絡しとく。とりあえず寝とき。」




マネさんの言葉に甘えて、もう一度目を閉じた。















ふっと意識が浮上する感覚。目を開ければ白い天井が見えて、あ、そういえば救護室なんだったと気付く。


身体を起こすとちょうどドアがガチャリと開いて、入ってきたのはマネさん。






マネ「お、起きたか。調子どうや?」

流星「寝たおかげでだいぶ楽になりました。」

マネ「ちょうど使える時間終わりやから、帰ろか。送るわ。どっか寄るか?」

流星「いや、大丈夫です。」

マネ「わかった。荷物取ってくるな。」



そう言ってマネさんは部屋を出ていった。

送る、という言葉に酷く安心感を覚えたことで、自分が倒れた原因を思い出した。



そうや。スタッフさんの中にいるんや。

ファンとかからならまだどうにか出来たけど、スタッフさんの中にいるってなったら仕事をやめないとどうしようも出来ない。もちろん仕事辞めるなんてそんなこと出来ないし。


早いとこ解決せなあかん…。



そう思いながらもどうすればいいか分からん俺の手には、きつく握り締め過ぎて血が滲んでいた。








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更新遅くなりすみません。
リアルでも728でもこの界隈でも主のリアルでも色々と荒れすぎてちょっと心労がえぐいのでこのお話が終わったら少しこの界隈を離れます。普段は耐えられるのに重なりすぎてキャパオーバーしかけてるので1回離れて落ち着けてきますね。戻ってくるつもりはありますが、主のリアル次第で戻って来れなくなるかもしれないです。

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