your side
私が何時でも夢見るのはハオ先輩の隣。長い脚に小さい顔、「今日もかっこいい」そう思いながらハオ先輩の後ろを着いていく。すると突然『はあ』とため息をついて、先輩が立ち止まる。思わずはお先輩の背中に激突しそうになるが、そんなこと絶対に許されないので何とか耐える。
お前、?じゃなくて...もしかして尾行バレてた?そりゃバレるよな〜ごめんなさい!先輩!と頭の中で謝っても、もちろん先輩は怒った顔のまま。ハオ先輩を目の前にすると声に出して言えないし、周りからの視線も痛い。
なんて可愛げのないことを言ってスタスタと退散してしまった。こんなんでいつになったらハオ先輩に振り向いてもらえるのか、振り向いてもらえる保証は無いんだけど。こうやって後ろをついて行ってみたり、時にははお先輩の下駄箱に「하오 오빠가 좋아요!! 저를 좋아해주세요♡」と匿名で書いた紙を下駄箱に入れたこともある。その紙は後日ハオ先輩のクラスの下駄箱付近に、誰かに踏まれたような足跡がついてぐちゃぐちゃになって落ちていた。
ハオ先輩とのトーク画面を開いても、先輩からのメッセージは「응」「그렇구나」この二択。これしか返ってこないから会話も続かないし、もっと長時間話していたいのに.......と思ってしまう。だけど、連絡先を交換してくれて返してくれているだけまし!と思って生きている。
ハオ先輩からメッセージが来るとかいう奇跡起こらないかな〜とスマホとにらめっこしながら歩いていると急に私の視界にスマホ以外に誰かの足元が増える。
メッセージじゃなくて会えちゃった!!と舞い上がる私の嬉しい気持ちはこの後一瞬にして崩れ去った。
何度も伝えてるはずなのに、答えは決まっているはずなのに、毎回伝える時に恥ずかしがってしまう。もっとストレートに伝えられたらと思っても、「好きです」と伝える以外にストレートな表現は無いと感じてしまう。
友達に「ハオ先輩は難攻不落だよ...」と言われても、前までは絶対堕としてやる!と思っていたけれど、今その元気はない。半ば諦めモードだ。
突然そんなことを告げられ、思考回路がショート寸前になる。ハオ先輩と二人きりってこと?二人きりで話せるってこと?後つけるくらいならって、、呆れられてるのかな.....と色々な考えが頭の中に浮かび一つ一つその考えを潰していくのが大変になる。
いざ、音楽室に来てみれば机に突っ伏して寝ているハオ先輩がいた。本当にいたんだ、、、と変な気持ちになってしまう。入っていいのかな、でも寝てるしとまた思考がこんがらがってしまう。
最初から気づいてたなら言ってよ!と思いつつ、また目を瞑るハオ先輩の顔をじっくりと眺めてしまう。音楽室の窓から微かに入り込んでくる太陽光に照らされて少し茶色に見える髪の毛、長く若干カールされたまつ毛、華奢だけど男らしい手、全てが愛おしく見える
忘れて なんて言われても、忘れたくない、忘れられるわけがない。好き好きコールは意味があったんだ。ハオオッパと私の攻防戦は私の勝ちだね
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おまたせしました🙇🏻♀️リクエスト有難うございました!!♡
リクエストは各話のコメント欄、request boxというお話のコメント欄で受け付けています🎶
留学で押し潰されそうなのに、この短編集☆の数も減ってて病みそうです(大袈裟)
これのアフターストーリーとか🐶🩷の方で書きたい、、、、です!












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。