【あなたの下の名前視点】
わたしは、とある「過去」がきっかけで、
男性恐怖症になった。
そんなに周りにいいふらせるような内容でもない。
とにかく怖かった。
思い出すだけで吐き気がする出来事だった。
それだけは覚えている。
あれからわたしは、
どんな男の人とでも、接することができなくなった。
こうして、色んな男の人に嫌われてきた。
男の先生からも、あまり理解されていないことは気づいていた。
でも、しょうがなかった。
怖いんだから、苦しいんだから、、
ジェンダーレスとか、そんなとじゃない。
社会的な問題じゃない。
社会的な問題は、
わたしに関係なかった。
とにかく、男の人ってだけで、
恐怖を抱くようになっていた。
女の人になりたい男の人でも怖かった。
男の人になりたい女の人も、関わることが難しかった。
本当に失礼なことをし続けてしまった。
申し訳なかった。
とにかく、「男」というものに
直接関係することは、
全て怖かった。
重度の男性恐怖症になった。
なのに、まさか、
12人と男女と暮らすことになるとは、
思ってもいなかった。
ねこさん❗️おもちさん❗️
フォロー、ありがとうございますm(._.)m
お二人の小説、めちゃめちゃ好きです💗
これからも、愛読させてください!!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。