第3話

馬鹿
49
2024/06/03 10:44
適当に時間潰すとは言ったけど、暇だぁ

貴方「ん?」

ラグビー場に人がいる

あれ?あのラグビー場って立ち入り禁止じゃ、

貴方「ねぇ、」

???「っ?!」

貴方「そこ立ち入り禁止だよ」

???「そ、そうだったのか」

貴方「あなた、ここの生徒じゃないでしょ!先生に見つかったら面倒だよ?」

???「許可は取っている」

貴方「あ、そうなの」



「2年の虎杖と陸上部顧問の武田が勝負するって!!!」

貴方「え、」

何やってんのあの馬鹿

???「虎杖?」ボソッ

貴方「すいません、ちょっと急用ができました!
ここで失礼!」

たったったったっ




貴方「それにしてもあの人、髪の毛すごかったな」





貴方「ねぇ」

「ん?なんだ?」

貴方「なんで生徒と教師が勝負してんの?」

「オカ研の部員数が足りて無かったらしいんだが、武田が勝手に虎杖の名前を陸上部に入れたらしい」

貴方「何やってんのあの教師」

「さぁ?」

ガンッ!

貴方「サッカーゴールまで飛んでらぁ」


虎杖「あなた!!」

貴方「悠仁、お前やっぱり人間じゃない」

虎杖「何言ってんだ、早く病院行くぞ」

貴方「花買っていく?」

虎杖「うん」









貴方「おじいちゃーん」

虎杖「じぃちゃん、来たよ」

「おぉ、あなた、久しぶりだな」

貴方「お久しぶりー」

「悠仁、また花なんか買って来おって」

虎杖「じぃちゃんにじゃなくて、看護師さんにな」

プルルルっプルルルっ

貴方「あ、ごめん私だ」

虎杖「出て来ていーよ」

貴方「ありがとうぅ!」









貴方「もしm「主!!!!!!」し」

貴方「ど、どうしたの清光」

加州「いつもより帰りが遅いから、心配で」

貴方「あ、ごめん連絡してなかったね」

貴方「今、お世話になったおじいちゃんのお見舞いに来てるの」

加州「そうなの、何もないならよかっt「夕餉までには帰って来てねー!!!!!!!」

貴方「今のは燭台切かな…」

加州「とりあえず、早く帰って来てね」

貴方「はーい!」




貴方「うちの子たち本当に可愛い!!」


プルルル

貴方「ん?」

悠仁だ、どうしたのかな

貴方「もしもし?どうしたの?」

虎杖「あなた…、」

貴方「…どうしたの?」

虎杖「、爺ちゃん…死んだっ…」

貴方「っっ!
  そっか、今から向かうね」

虎杖「うん」




貴方「悠仁」

虎杖「あなた」

貴方「おじいちゃんのことだし、カッコつけて逝ったんだろ?」

虎杖「あぁ」

貴方「じゃぁ、私たちもカッコつけないと!」

虎杖「!…そうだな」

貴方「書類にサインしなきゃね!手伝うよ」

虎杖「サンキューな!」





看護師さん「あとはこの書類と、ここにサインするだけ」

貴方「意外とたくさんあった…」

虎杖「あなた、ありがとな」

貴方「何急にぃ」

コツコツコツ

貴方「?」

???「虎杖悠仁だな」

虎杖「だれ?」

貴方「あ、ラグビーさん」

???「なんだその名前」

虎杖「知り合い?」

貴方「悠仁が武田とやりあう前にラグビー場で会ったんだ」

虎杖「そうなの」

???「虎杖悠仁、お前の持ってる箱を渡せ」

虎杖「箱?」

貴方「この間拾ったやつじないの?」

虎杖「あー、あれね」

虎杖「別にいいけど、中身は先輩が、」

???「中身は何処だっ!」

虎杖「だーかーら!先輩が持ってるって!」

虎杖「あれ?そう言えば、あのお札今日剥がすって…」

???「っ」

虎杖「え?なんかまずい?」

???「不味いどころの話ではない、そいつ












         死ぬぞ








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