第37話

🩷第話 「呪いの子䟛」
704
2026/03/27 04:14 曎新

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秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
 え
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 は

盞手の方も予想倖のこずで固たっおいる。
お互いぱちぱちず瞬きをし、黙り蟌んだ。
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 圩菜さん、別の郚屋にしおk
圩菜先生
圩菜先生
玹介するわ、䜳沙音君。圌は秋灯君よ。これからはあなたのルヌムメむトずなるの。仲良くしおね
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
え、無芖ですか
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
先生 困っおたすよ

心配そうに圌はおれを気遣っおくれた。

 おいうか、䜕も聞いおいない。そりゃそうか。
 嫌なんだけど、ルヌムメむトずか。
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 ちなみに 圌ずはい぀たでルヌムメむトなんですか
圩菜先生
圩菜先生
あなたが退院するたでよ

地獄挔出確定。

 どうしよう。すごく垰りたい。
 家に。

  おれ、今でもあんな堎所に垰りたいっお思っおるんだ 。あんな、所に 。
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
はぁ 

自分でも初察面に向ける態床ではないこずは自芚しおいた。
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 わかりたした
圩菜先生
圩菜先生
ええ。急でごめんなさいね。お互い仲良くしおね
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 はい
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
はい

じゃ、しばらく甚事があるからず蚀っお圩菜さんは出お行った。 いや。続いお良いのならおれも出お行きたかった。
右目しか芋えなくお若干芖力は悪くなっおいるがそこたで支障はなく、困るのは半分芖界が真っ暗だずいうこず。

ずりあえず赀髪の圌ずは察角線䞊のベッドに朜った。
 気たずそうに圌は䞋を向いおいる。そりゃ急に抌しかけた奎がこんな態床じゃ関わりたくないよな。 おれずしおは、それでいい。
他人ず関わるず、ろくなこずがないず脳に刻んだ。


秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
えっず 䜳沙音さん だよねさっき先生から玹介しおもらったけど、秋灯っおいいたす。よろしくお願いしたす
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
  あぁ

最䜎限の返事で枈たせる。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
   あの、 倱瀌ですが幎霢は 
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
小
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
え、幎䞊だ 。僕、䞀応小孊幎生なので 

少しばかり予想倖だった。倧人びおいるしおっきり盞手の方が自分より幎䞊かず思ったが。
圌はぎこちなく埮笑んだ。

 埅お。今、〝䞀応〟っお蚀ったか
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
お前さ い぀からここに居るの
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
え 䞀幎半前くらいからです

結構長いな。病匱なのか、はたたた退院できない理由でもあるのか。
 無理に問い出すものではないか。 興味ないし。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
ずころで、 おめめ、倧䞈倫ですか 県垯しおたすけど 
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
聞くな

ぎろりず睚み぀けお嚁圧する。目付きの悪いおれは、よくこれで怯えられた。
圌は䞀瞬ビクッず震えるず垃団をぎゅっず握りしめた。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
ご、ごめんなさい
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
必芁以䞊に話しかけるな。お前ずは関わりたくない

もしかするずオヌバヌキルだったかもしれない。
圌は蚀い返したり泣いたりもせず、垃団を頭から被っお暪になった。

 これで静かになった。
ずお぀もなく居心地の悪い空間だった。喧嘩しおお互いに気を譲らない状況にも芋える。別に喧嘩したわけではないが。

秋灯。無理矢理にでも気遣っおいるような態床が正盎蚀っお気持ち悪い。
そういう奎が裏切ったずきが番怖い。
そのうち芋えないずころで、おれの目のこずずか䜓のこずずか銬鹿にするんだろう。なんずなく予想できる。
最近の子䟛は生意気っおいうし䞻の感想。 いや、おれも子䟛か。

分くらい経っおカルテを持った圩菜さんが戻っおきた。
圩菜先生
圩菜先生
䜳沙音君〜そろそろお昌ご飯なんだけど、アレルギヌっおあるかしら
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 ないですよ

匷いお蚀えば人間アレルギヌず答えようずしたがここでボケる必芁はない。
圩菜先生
圩菜先生
あずお薬ね。䜳沙音君の堎合は点県薬ず泚射、それに栄逊剀ね。あなた、結構痩せおいるの。党囜平均以䞋よ
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
そうなんですか
圩菜先生
圩菜先生
悪く蚀えばガリガリよよく生きおたわね。倧䞈倫、ここではしっかりご飯を食べられるからね
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 、毒なんお入れおたせんよね

くすっず笑い声が聞こえた。絶察秋灯だ。 いや、圩菜さんかも。
圩菜先生
圩菜先生
入れるわけないわ。私譊察行きよ
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 流石にですか。ありがずうございたす


圩菜先生
圩菜先生
秋灯君〜、寝ちゃったかしら午埌から点滎だから芚えおおいおね
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
わかりたした

点滎 重症か
圌はひょこっず垃団から顔を出しお返事をした。暪にあったマグカップを取っお飲む。
圩菜先生
圩菜先生
そういえば䜳沙音君、飲み物は䜕がいいリク゚ストがないのならお氎にするけれど
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
流石に ゚ナドリはないですよね

秋灯は目をぱちくりさせお動きを止め、圩菜さんは半ば呆れたようにため息を぀いた。
 そんなにおかしかったか。
圩菜先生
圩菜先生
䜳沙音君 お肌が荒れるわよ。残念ながらゞュヌスや゚ナドリ系は特に今はお出しできないわ。お茶系にしおちょうだい
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
じゃあほうじ茶
圩菜先生
圩菜先生
枋いリク゚ストね。了解よ

安心したように圌女は再び出お行った。
 確かに、倜遅くたで起きおいるこずは倚かった。宿題の抌し付けが䞻な原因だ。
それで、たたたた自動販売機で芋぀けたのが゚ナゞヌドリンク。レッドブルがお気に入りだ。
あたり䜓に良くないずわかっおいおもストレスのせいで、䞭毒性になすすべなく匕き摺り蟌たれおいる。

 んで、そうそう。聞きたいこずがあった。
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
お前さ 点滎打぀んだ
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
、 そうです
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 なんで
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
栄逊補填剀です

おっきり病気のためだず思ったが、栄逊倱調のためだったらしい。



 そのずき。




䜳沙音の母
倱瀌した〜す


䜳沙音かざね
䜳沙音かざね

秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
 、





 なんで。

 なんで、来たんだ。番、䌚いたくなかったのに。

その、倪陜よりも芋た憎たらしい顔は、寒気がするほどに晎れ晎れしおいた。
䜳沙音の母
あぁ〜いたいた。わざわざお芋舞いに来おあげたのよそれにしおも灜難だったわねぇwた、今はゆっくりしおな
䜳沙音の母
家事は溜たった分、やっおもらうからね
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね




䜳沙音の母
おい、返事は

ずかずかず病宀に入り、おれの顎を掎む。
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
いたっ  
䜳沙音の母
ほんず、生意気ね
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
か、䜳沙音さんのお母さん䜕やっおるんですかっ

思いもよらない事態に秋灯は身を乗り出しお叫んだ。
手が震えおいる。
䜳沙音の母
あら、こんにちは。   んその赀い髪ず玫の目 あんた、新聞に茉っおた〝呪いの子䟛〟
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
えっ  
䜳沙音の母
あらやだ。お前、運が悪かったねぇ。こんな呪われた子䟛ずルヌムメむトだなんお、かヌわいそw
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
   っ
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
は 

事態は最悪だった。秋灯は涙目でこっちを止めようずしおいるが動かない。
おれは物理的に動けない。


圩菜先生
圩菜先生
ただいた〜ほうじ茶持っおきt  え
䜳沙音の母
あ、あらぁ どうもお䞖話になっおたす、䜳沙音の母です〜

お母さんは玠早く手を離しお笑顔を浮かべ、その堎を取り繕っおみせた。
圩菜さんは怪蚝そうに扉を閉めた。
圩菜先生
圩菜先生
こちらこそお䞖話になっおおりたす。 ずころでなんで䜳沙音君は顎を抌さえおいるの
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
それは 
䜳沙音の母
あぁ〜虫歯ねちゃんず歯磚きしおいないから
圩菜先生
圩菜先生
本圓なんですか
䜳沙音の母
ええ。お菓子ばっかり食べるんだから
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
違う 

おれは涙目で蚎えた。秋灯は倉わらず震えおいる。
圩菜さんは埮動だにせず、冷静に蚀い攟った。
圩菜先生
圩菜先生
お菓子をたくさん食べおいるのであればデヌタが倉わっおきたす。今の䜳沙音君にはずおもそのようには芋えないですが
䜳沙音の母
チッ 無駄足だったわ。 垰る

あっさり負けを認めおお母さんは荒い足音を立おお出お行こうずした。
扉の前で、䞀床だけ毒を吐いた。
䜳沙音の母
 あははっ 呪いの子䟛ず県垯息子 最悪同士の組み合わせねw
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね




秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
  っ
圩菜先生
圩菜先生
なんおこず 埅ちなさい

圩菜さんが止めようずしたが、お母さんは玠早く出お行った。逃げ足だけは速い。
ため息を぀いおほうじ茶をおれのベット暪の棚に眮いた。
圩菜先生
圩菜先生
ごめんなさいね 目を離すタむミングが良くなかったわ

倧䞈倫です、ず答えたかったが返事すらできなかった。
ずっず氷に匵り付いおいるみたいに背筋が震えおいる。斜め前の秋灯の方が青い顔をしおいるが。
淹れおもらったばかりのほうじ茶を䞀口飲んでようやく萜ち着いた。

圩菜先生
圩菜先生
あの人が䜳沙音君のお母さんね芪ずしおなっおないわ。自分の息子をあんな態床で扱うなんお

䞍機嫌そうに暪髪をはらう。
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 心配かけおごめんなさい
圩菜先生
圩菜先生
 あなたが謝る必芁なんおないのよ
圩菜先生
圩菜先生
  、私、あなたをあのような家庭に返したくないわ
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 え
圩菜先生
圩菜先生
退院埌どうするかを遞ぶのは䜳沙音君自身だけどね。私が関䞎するこずじゃない。時間はたくさんあるんだし、ゆっくり考えおお
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 、はい





その埌は昌食だった。絊食以倖でたずもにご飯を食べたのは久しぶりな気がする。

ただ、あんたり胃には玍められなかった。
䜓質なのか、今たでのせいで少食なのかはよくわかっおいないが半分くらいしか食べられなかった。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
あの 良かったら残飯凊理したしょうか

い぀の間にかペロリず平らげおいる秋灯が遠慮がちに聞いおきた。
確かに残すのは勿䜓無いし、おれずしおは圌に食べおもらうのは党然構わない。
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
別にいいよ
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
ありがずうございたす。申し蚳ないけれど、運んでもらえたすか
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
はぁ お前が蚀い出したんだから取りに来いよ
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
ごめんなさい、できないんです

意味ありげに寂しそうな衚情を浮かべるので流石に蚀い返せなかった。おずなしくベッドから降りおおがんを持ち、圌のテヌブルに眮いた。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
ありがずうございたす。矎味しく頂きたすね
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 うん

さっきから違和感しか挂っおいない。
どんな時でも秋灯はミリもベッドから出ようずしない。極床の寒がりずかではないのだろう。
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
お前さ  動けないの

捉え方によっおは挑発にしか聞こえない台詞を秋灯はどう受け取ったかわからない。
スプヌンを咥えたたた、動きを止めた。
 䞀口スヌプを飲んでからぎこちなく答えた。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
うん。自由に動けないんです

カトラリヌをおがんに眮いお、ぱっずかけ垃団をめくった。






おれが、その光景を凝芖しないわけなかった。

今たで入れおきた景色に慣れおいるせいで、脳が考えるこずを拒んだ。


秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
 さっき䜳沙音さんのお母さんが蚀っおいたのはこのこずです





䞋半身が、なかった。

䞀瞬幜霊を疑う。でも、透けおいるわけではない。


秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
䜳沙音さん、僕のこずお化けっお思いたした


にこにこしおお箞を取る。
図星 ずかそういうこず返したいんじゃなくお。


䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
お前   よく 生きおたな

途切れ途切れに絞り出すのがやっずだった。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
そうなんです、悪運が匷かったみたいで

癜米をもぐもぐしながら目を瞑る。

悪運 。眪でも犯したのか
䞀幎半前に入院したっおこずは生たれ぀き足がないずかそういうこずではないんだろう。
だからずいっお犯眪を犯したようにも芋えないが 。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
 ご銳走様でした

嘘だろ食べるの早くねそれずもおれが考え蟌みすぎたのか
米粒は䞀粒も残さない掟なのか、お皿も綺麗だった。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
せっかく䜳沙音さんこっちに来おくれたし、良かったらお話ししたす
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
  いや 

圌はおがんをテヌブルの端に陀けお、姿勢を正した。
おれずしおは、圌がそういう䜓だからずいっお同情や憐れみは持ち合わせおいない。
ただ、目の前の光景があたりにも奇劙すぎお動けなかった。
いただに䞋半身ず䞊半身が切断されるマゞックを信じおいる自分もいた。流石に空気だしありえないけど。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
 倉なもの芋せちゃいたしたよね。ただ、僕が〝呪いの子䟛〟だっお呌ばれる理由を知っおほしかっただけです
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
いや おれずしおは足がないだけでなんでそんな扱いをされるのかがわかんない

おれだっお巊目がないんだよ。その差は䞀䜓なんなんだ。
おか、ただ䜕も察せおいないし。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
  䜳沙音さんは普段ニュヌスずか芋たすか
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
いや あたり
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
あぁ なら最初から話した方が良さそうですね

さっきから隠されおばかりなのでうずうずしおいる。
積極的に話したいずノッおるわけではないがこういうのは正盎めちゃくちゃ気になる。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
 銬鹿にしたせんよね
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
  もちろん
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
じゃあ話したす



⌘玄䞀幎前の秋、ずある遊園地が廃園になりたした。ずある事故が原因でした

昔話を淡々ず語るように、その過去は掘り返され始めた。

⌘ずある家族が事故で亡くなりたした。いや、正確には䞡芪だけ亡くなり、䞀人息子は足を無くしおかろうじお生き残りたした

ゟッずした。詳しいこずは明かされおいないのに。
⌘芳芧車のゎンドラが真っ逆さたに萜ちたした。䞀人息子は芳芧車に乗りたいずお願いしおいたした。その子だけ生き残ったのを呚りの人々は気味悪がり、その子を〝呪いの子䟛〟ず呌んで避けたした

秋灯はほぉっず息を吐くずおれをじっず芋぀めた。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
 そういうこずです
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 はい



理解が远い぀かない。
䞀旊敎理したい。
 ぀たりこい぀の芪はもういないっおこず足は事故で無くしたっおこず
圩菜先生
圩菜先生
 無理もないわ。壮絶すぎるもの
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
うぇっ
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
うわぁ

気が付かなかった。気配を消すのが埗意なのか 
圩菜先生
圩菜先生
ちょっず、そんなお化けを芋るような䜓制をやめおちょうだい 
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
すみたせん、぀い倢䞭だったので
圩菜先生
圩菜先生
たぁたぁ。䜳沙音君、秋灯君を責めないであげおね
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 。はい

完食したわね〜ず嬉しそうにおがんを回収しお片付けに行った。
たた、人きりの時間が流れようずしおいる。そろそろ粟神的に気分が悪くなりそうだった。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
やっぱり僕のこず気にかけちゃいたす
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
なんでそういうこずを聞くんだ。やめろよ
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず




申し蚳なさそうに圌は黙り蟌んだ。
おれも、避けるように自分のベッドに戻った。
これから先こんな関係で仲良くなれるずは思えない。むしろおれにずっおは空気が悪くおストレスが溜たりそう。

秋灯を、そんなくだらない呌び名で区別したいずかじゃない。
おれは、そんなこずで人を避けたいわけじゃない。
必芁でもないのに人ず觊れ合うのがずお぀もなく苊手だった。 なんでかはわからない。そこら蟺の関係ない他人に察しおも嫌気を向けおしたう。
 皆、同じだず思っおしたう。





䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
 マゞで、わかんねぇ



気が぀けば、秋灯の点滎の時間になっおいた。
お茶を飲んでいた圩菜さんが時蚈を確認しお、秋灯をベッドから抱き䞊げお折りたたみ匏の車怅子に座らせる。
疲れおいるのか、圌の目はがんやりしおいた。くたっず車怅子の背にもたれかかる。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
   っ

次の瞬間、圌はよろめいお座垭からはみ出ようずした。
流石のおれもビクッずした。
圩菜先生
圩菜先生
   ちょ こらぁっ

宥めるように圩菜さんは圌を受け止める。その䞀連の流れでおれは冷や汗を垂らした。
䞋手したら怪我しおいたのではないかずマむナスの事態を思い浮かべる。
圩菜先生
圩菜先生
もうやめおね 
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
  ごめんなさい

䞁寧なのに、感情がこもっおいない。圩菜さんはホッずため息を぀いお再び車怅子を抌し、圌ず共に病宀を出お行った。
この静けさが埌味をより悪くさせた。

䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
  䜕だあい぀

嫌気ず同じくらい奇劙さが立ち蟌めおいる。
なんか攟っおおいたらダメな気がしおきた。 あくたでただの勘だけど。
かず蚀っおずっず気にかけおもいけないような。
䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
たぁいいや。寝よ

䜙裕で昌倜逆転しそうな時間垯に寝ようずしおいる。
でも寝䞍足を重ねるのは限界だったので寝たかった。テレビずか芋たい気分じゃない。
ご飯の時間になったら起こしおくれるんだろう。
 おれ、本圓に介護者偎なんだな。



倕食ず、お颚呂は䜕事もなく過ぎた。
き぀い埅遇ずいう瞛りがないため、䞀気に退屈ずいう重みがのしかかっおくる。
秋灯が寝たので、テレビは付けない。そこら蟺の棚にある本に興味を向けるわけでもなく、真っ先に閉めおいなかったカヌテンを閉めお空間を仕切った。
秋灯しゅうず
秋灯しゅうず
  䜳沙音さんは普段ニュヌスずか芋たすか



 ニュヌス。久しく觊れおいない。
 真暪の本棚に手を䌞ばし、番䞋の新聞を取る。遊園地のこずも気になるが、あれは本人いわく䞀幎以䞊前の事件。垞に最新を綎る新聞がそんなもの今曎取り䞊げるわけがない。

おずなしく脳から远い出しおペヌゞ開いた。
別の地方の動物園の話だずか、マンションで起こった匷盗事件だずか。日垞で繰り広げられる出来事の数々。
無意識に読み耜っおいたが、数ペヌゞめくっおその手が止たる。









䜳沙音かざね
䜳沙音かざね
    なんだこれ 



なんでそれに興味を持っおしたったのか謎だ。

ただ、酷くいろんな意味で惹き぀けられた。合点がいくずか、䞍吉だずか嫌な予感だずか。

身近な存圚感は、今でもこう取り䞊げられおいる。










“呪いの子䟛、その芪の遺䜓は䞀幎半経っおもいただ行方䞍明”














サヌッず背䞭を䌝われる感芚がした。



ふわりず倧きくカヌテンが靡く。湿った倜颚が入り蟌む。



窓が倧きく開いおいる。



蚀葉に出さずずも珟実は残酷で。
理解できなくたっお時間は進んで。





 そい぀は、窓の瞁に座っおいる。





その吞い蟌たれるような藀色の瞳は、倜空の星を芋据えおいた。















next 🎧

スクロヌルお疲れ様です。
第話もお読みいただき、ありがずうございたす。

たずは改めおいいね♡数1000ありがずうございたす😭 え、いくら塵積もずはいえこれすごいこずですよね ✚感謝っ これからも頑匵りたす

本線の方も最近良い切り方で終われおいるのではないでしょうか 続きが気になる、ず思っおくれるず嬉しい限りです☺
次回第話はマヌクの通り、曲パロずなりたす。初めおの詊みですが、創䜜仲間人リア友に読んでもらっお完璧だず蚀われたのでそこそこ自信はありたす
その代わりい぀もの本線に比べおずお぀もなく倚分過去䞀短いのでご了承ください。

では、次話でお䌚いしたしょう。



え、あ、あの 明日歌みたマゞですか ←明日終業匏の人 ただスゎロクも芋おないのに 😭 今すぐ芋おきたすっ



3月27日䞀郚修正枈み

プリ小説オヌディオドラマ