いつもの切れ長の目を大きくひらいて
少し口を開け、箸を握っている手は固まっていた。
上目遣いで聞いてきた下まつげ君
面倒くさそうな顔をして、ため息をつく。
放課後
2人は同時に発言をしていた
二人で靴箱まで向かい靴を履くが…
外は雨が降っていた。
心の声は聞かれているため
傘の有無をわざと聞いてくる下まつげ君
と下まつげ君が持ってる折りたたみ傘を差しだされた
下まつげ君は私の手を引いて、靴箱を出た。
傘をさして、私たちはひとつの小さな傘の中に
二人で一緒に入った。
まさか相合傘をするなんて思いもしてなかったあなたの下の名前(ひらがな)は
動揺と肩を寄せられていることへの困惑
状況の整理がついていなかった。
完全に凛のペースに乗せられているあなたの下の名前(ひらがな)
カバンにはプラプラと揺れている
フクロウとサメのキーホルダーがついていた。
平然と真顔で言う下まつげ君
''こんなにも心の声が聞こえないって不便なんですか''













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。