第19話

裏路地の女の子
247
2024/02/03 07:21
読者の皆様こんにちは。
ねこかんです( *´꒳`* )

後日談です!

多分いつかオリキャラちゃんの画像出します。

では、どうぞお楽しみください。




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ヒョンジン視点


おれが警備員さんを探して連れて行った時、ロングヘアの女の子が裏路地から小走りで出てきて、おれたちに


女の子「あ・・・!あの!あっちに不審者がいて!私の代わりに小さい女の子が・・・!!」


と言った。

小さい女の子って、ララの事だよね。


警備員「僕が向かうから、君は安全なところにいてくれ!」


女の子「は、はい・・・!」


そう言って事務所の方に走っていく。

おれは隠れてたリノヒョンとヨンボギと合流して、ちょっと見てたらすぐ終わった。

さすが〜!


その後は警備員さんに任せて、ララと合流する。


ララ「3人ともオレの指示通り動いてくれてありがと〜」


フィリックス「リノヒョンが指示したんだよ!僕、ララと不審者を見つけて向かいそうになっちゃったもん!」


ララ「そうなの?ありがと、リノ!」


リノ「ララの指示に従っただけだって。」


そう言いながらも、リノヒョンの耳は赤くなってる。

素直じゃないな〜。

そう思うけど賢いおれは口には出さない。
焼かれたくないからね。


ララ「そうだ、事務所に戻ってもいい?あの子に会いたい。」


フィリックス「あの子って、不審者に絡まれてた子だよね?」


ヒョンジン「その子なら、途中で会ったけどちゃんと事務所に戻ってってたよ〜」


ララ「それなら良かった。」


事務所に入ってすぐのところにいた女の子と会う。

おれらは紛らわしくなるからってことで待機。

なんの話するんだろ?




ララ視点


室内に入ってすぐのところにあるソファに腰掛けている女の子に話しかける。


ララ「さっきぶりですね。」


女の子「・・・!!良かった、無事で・・・!!」


よっぽど安心したのか、少し泣きそうだ。


ララ「もう不審者は捕まったから。大丈夫だよ。」


と、安心させるように声をかける。


ララ「名前、聞いてもいい?」


女の子「日本名なんですけど、夜空 真白です。」


そう名乗った女の子は、髪は水色で毛先が桃色。
前髪が長くてあまり目が見えないが、左目の下にホクロがある。

今日はボーカル練習だったのか、服はジャージなどではなくフリルの着いた淡い桃色のワンピースに丈の短い水色のカーディガンを来ている。

身長はオレより高くてチャンビナと同じくらいだけど厚底履いてるから160cmくらい?

The可愛い系女子だ。

ていうか、日本人なのか。
韓国では珍しいロリータっぽい服を着ている。


ララ「OK。警備員さんに君の話もしておくね。」


ましろ「あの、助けてくれてありがとうございました、!」


ララ「いえいえ〜」


ましろ「あ、あの・・・名前、聞いてもいいですか?」


うーん・・・。

練習生の子に名前を知られるとちょっとめんどくさいんだよね。
色々と。


ララ「まぁ、名乗る程の者ではないので?君がデビューしたら会いに行ってあげるよ。」


なんて、誤魔化すように定番の(?)セリフを言って外に出る。


リノ「早かったじゃん。もういいの?」


ララ「あの子の身の安全が確認できたから。」


ヒョンジン「お腹すいた〜」


フィリックス「ね。ララ!今日の夜ご飯なーに?」


ララ「協力してくれたから今晩はリクエスト受け付けます!」


リノ「別に普段も頼めば作ってくれるけどね。」


フィリックス「こういうのは気持ちの問題!何にしよ!えっとね〜・・・」


ヒョンジン「おれラーメン!」


リノ「プリン。」


ララ「2人とも相変わらずだね?」


深夜の帰り道に、4人の楽しげな声だけが聞こえていた。




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ねこかんです( *´꒳`* )

めでたしめでたしですね!
終わり方難しい。

それにしても夜空真白ちゃん、大分パステルでしたね。
作ったのねこかんなんですけど。
そんなことは気にしません。

では、次回に続きます。

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