特技…か。
あ。紫夜さん、そういうのバスケに活かしたら?
相手の選手の癖、とか?
そう。
いいかも。次試合いつだ?
たしか、新人大会があったような。
へー。じゃあそれに向けて特訓かな!
そうだね。頑張らないと。
あ!あなた!終わった?
お、楓~うん、楓も?
うん!今から行こうかと!
よし!行こう!
と二人が話している後ろで、
紫夜ちゃんと何かあったぁ?
何もないよ。普通に話してただけだ。
ふーん、そーでしたかー。
全く何をそんな…
俺さ、本気だから。
俺に言ってどうする。
いーや。教えておこうと思って。それだけ。
そうか。頑張れ。
ありがとう、
おーい、二人ー遅れるよー?
あぁ、今行くよ、行こうか樹。
そうだねー!
あ、女バスの先輩だ。
行っといで、
え?うん。明日ね!
おー!
優しいね。
へっ!?三鷹くん!?あぁ。そんなことないよ。
そんなことあるよー?実は誰よりも優しいの知ってるよ?
そういう言葉並べても意味ありませーん。
また言われてるwww
あーおーみーくん!笑わない!
(陰で)チッ
おー、お前ら来たかーとりあいずアップなー。紫夜ちゃんはちょっと来て~
はい。
お、紫夜ちゃん。今日からトレーニングメニューを考えてほしいのだけどいいかな?
分かりました。あと先輩これ。
と、借りた本を返す。
え、早くね!?内容頭入った!?
一応暗記しました。
暗記!?
あと、これなんですけど…
『まとめ』
何…?
パラパラとめくって中身を見た。
一軍選手の癖!?え!凄い!
昨日は少し皆さん観察する時間があったので、役に立つかなと思い。
これ…少し借りていい!?ちょっと読ませてもらうわ!
あ、どうぞ!そのためですから!
凄…あの短時間でここまで見れてるとは…
部長、アップ終わりました…って!何ですか!?このノート!
あ、これ!紫夜ちゃんが一軍一人一人の癖をかいてくれたのさー!凄くね?
え、俺のも…凄いや、今度読みたいです。
それは紫夜ちゃんに。
いいかな…?
あ、どーぞ。
明日なー?今日俺だからぁー?
あ、はい(笑)
あ、あの。貴里部長。少し思ったんですけど。副部長って、一年でもいいんですか?
??んー?まぁそれ相応の実力あれば。
俺ら、シュート練習してますね?
おう!ありがとう!
で…どした。
いや。私的にはここの人達見て、一番周り見て動いてるのは正直、三鷹くんだと思うんです。
うん。確かにそうかも(笑)
だから…副部長。三鷹くんでは駄目でしょうか。
いいと思うよ。でも、俺はな。実力は翔の方が上だろ?
はい。
そこは悩むところでねぇ…
確かに、碧未くんもいいと思います。ですがこの少し個性的な方々をまとめるのであれば。
私は三鷹くんが最適だと思います。
うん!そうしようかな!良かったぁ、決まったわ。じゃあみんな集めよ。
はーい、全員集合~
はい!
部長何ですかー!
早く練習しましょー
はいはい。ちょっと待てや。
シーンとなる。
副部長!決まってなかったから、天才マネちゃんと決めた。
お!?
誰だ?
じゃあ、マネちゃんよろしく!
え?私ですか!?
ん!よろしく!
えっと、副部長は。
三鷹雪くんです。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。