注文をしてから数分後。
パフェが目の前に運ばれてきた。
あなた「めっちゃ美味しそう!」
小瀧「食べよ」
あなた「うん!」
パフェがあまりにも美味しそうで、普段小瀧の前では見せない表情をしながら一口食べた。
あなた「おいしっ!!」
小瀧「たしかにうまい。てか、お前もそんな顔すんだなw」
あなた「失礼な。人間だから喜ぶことだってありますぅ~」
小瀧「可愛いげないわー」
あなた「別に小瀧に可愛いなんて思われなくてもいいもん!!」
小瀧と話すと一回は何かしらの言い合いをしてる気がする。どれもくだらないことばかりだけどw前ほど嫌ではなくなったとは思う。
小瀧「そんなんゆうてたらモテへんでw」
あなた「別にいいもーん」
くだらない言い合いをしながら思った。
小瀧とこんなに楽しく話したのは初めてかもしれない。
小瀧「お前以外といいやつや」
あなた「急になにww」
小瀧「話してて楽しいって思える人、久々やから」
あなた「あっそwそれよりずっと気になってたけど、私の名前お前じゃないから!」
小瀧「じゃーなんて呼べばええ?w」
あなた「私がいやがらない呼び方なら何でもいいよ」
小瀧「ならあなたって呼ぶ。なら俺も小瀧って呼ぶのやめて」
あなた「わかったw望でいい?w」
小瀧「よしw」
私達はこの日からお互いを下の名前で呼ぶようになった。
前より嫌いって気持ちが強くない、かも。w
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!