夢海が噂を広めてから数週間、否数日経った
闇の中
静かに噂は広がっていく
一人の少女の嫉妬から始まった言葉は
形を変えていく
伝言ゲームを知っているか?
最初の人と最後の人でお題の言葉は確実に変わる
詰まりだ、
噂というのは伝言ゲームより人数が多い
確実に変わってしまう
だが、今回はどうだろうか
「___笑っていたらしい」
確かに最初の噂と最終的に辿り着いく噂は違う
「笑いながら人を襲ったんだとよ」
然し、最終的に一つの名前が挙がった
「まるで、___死神みたいに」
そして、また噂が新しく広まる
「___”行方不明”だった”微笑み死神”」
「姿を現して、汚れ仕事を”又”やっているらしい」
魔人の目は確実にあなたの下の名前を捉える
鼠が鼠を狙う
この場合は魔人は猫で、あなたの下の名前は鼠だろう
首根っこを噛まれたあなたの下の名前はただ
微笑むだけ
でも、ゆっくり口を開ける
震えた唇で魔人に抗う
首根っこを噛まれたら、
抵抗なんて猫に効かないというのに
何時もより引き攣った笑顔で答える
そして、想い出に浸る様な目を浮かべる
無論、あなたの下の名前の目には涙も、
ハイライトも無かった
死神というのは本来、
死者の魂が迷わず、確実に死後の世界に導く存在
”微笑みの死神”は何故死神が付くのか
どんな場所でも、開けた場所でも
必ず鼠が迷わず猫の目の前に現れる
生者の魂が迷わず、確実に殺される
最初に流れた噂はこうだ
「
目が見えなくなるまで深く被ったフード、
月に照らされて見えるは口元、
口元は不気味に弧を描く
何時でも、どんな時でも
例え自分が押されていようと、笑みは続行
一瞬でも目を離してみろ
スグに身体と頭はさよならだ
」
伝言ゲームは簡単な文章に置き換わるだろう
だから置き換わった、
一つの名前に
其奴は相手がかなりの手馴れだった場合、
こういう事を言うらしい
「
私がもし負けたら、
このフードを外してあげましょう
気になりませんか?
何故自ら視界を減らしてるのか
」
でも、
誰も知らないらしい
惜しい者もいたらしいが、
ただそれは遊ばれていただけ
微笑みの死神
否、あなたの名字あなたの下の名前はその当時
齢13で
ポートマフィア首領補佐候補に挙がり、
異能力は発現していなかったそうだ
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最近リア友に勧められたzetaにハマってるので当たり前に投稿頻度が下がります。ゴメンネ











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!