弘樹side
8月15日 今日は祭りの日だ
受験生でも祭りには行く
陽と2人で祭りに来てる
ここの祭りは7時30分から花火が上がるから
盛り上がる
人も多くて 学校の友達に何人もあった
先輩や後輩にも やっぱり祭りっていいな
『おいー! ひろー! 射的やるぞ! 』
と陽が言うから
[いいぜ! 景品絶対取ろうな!]
と言って俺もやった
結果は陽はお菓子 俺はおもちゃの銃と ヨーヨーが当たった
『いいなー!ひろはー! 射的上手くね!? 』
[これぐらいちょろいだろw]
と言いながら歩いていった
途中で 浴衣を着た花乃と 夏希に会って 一緒に回ることにした
かき氷や 唐揚げ たこ焼きなど色々食べたり
スーパーボールや 輪投げなど色々やった
大分 時間が経った頃 大きな音が聞こえた
【ドーーーーーン⠀】
花火が上がったのだ
『おおー!始まったか! 花火! 』
『めっちゃ綺麗ー! 』
『 もっと近くに行こ!』
っと 陽 夏希 花乃が言うから
どんどん人の前に行った
そして少し行ってから 恐ろしいことになった
花乃と陽と離れたのだ
近くには夏希しかいなかった
『確実にはぐれたなー』
[早く見つけちゃおっか]
と陽と 花乃を探すけど見つからなかった
すると夏希が
『見つかんないから少し人がいない所 で見てればあっちが見つけてくれるっしょ! 』
と言ったので 近くの花火がよく見える
御神木の辺りに行った
どーん どーん と花火の音がして
緑やピンクの光が夜空に舞い上がっていく
それを夏希は懸命に スマホのカメラに収めている
俺も それにつられてスマホで花火を撮った
少しして 花火がそろそろ終わる頃に
夏希が話しかけてきた
『 ねぇねぇ 弘樹 .... 陽ってさ 好きな人いんのかな?』
いきなりの質問すぎたけど
俺は
[居ないんじゃねー? あいつそれどころじゃないっしょ 第一 そんなことあったら あいつ人形病になってるよ]
と答えた
すると夏希が
『 そうだよね.... ごめんね変な事聞いちゃって いる訳ないよね.......』
と寂しそうにいや泣きそうになって言ってきた
もしやと思い俺はあることを聞いた
いや聞こうとした
[お前 もしかして 陽のことが好きなのか?そしたらお前人形病じゃ.......]
『 気にしないで! ほらな花火終わっちゃう!』
聞こうとしたけど強引に話をそらされた
その時の夏希は聞かないで 聞いちゃいけないっと言う感じのオーラを醸し出していた
花火大会が終わって 陽と花乃に無事に見つけてもらい 一件落着した....
あの質問以外は
その後 肝試しすることになり 散々な目にあったのも思い出になったしなw
花乃side
弘樹と夏希とはぐれた
近くには陽がいる
陽は
『 どうすっかなー? 探すか!』
と言って 花火を見ながら探すことにした
探してる途中 陽にあることを聞いた
[ねぇ 陽ってさ 夏希の事どう思ってる?]
すると陽は
『 え!? 普通の友達かなー?仲のいい』
[そうだよね..... ]
『うん!そうそう 』
[もしさ 夏希が人形病って言われたら 何する?]
『 そんなことあったらその原因のやつ ボコボコにして人形病治すよ!ww』
[そっか!wまぁそうだな!]
[でもさ陽 実は夏希さ人.......]
『 いたぞ!あの二人!』
と大事なことを言う前に
2人が見つかって結局言えなかった
私は見てしまったから
夏希が 人形病の、薬を飲んでるところを
そして足の爪が木になりかかってるってことも
夏希は陽を見た途端 とても嬉しそうになってた.......
陽 早く気づいて じゃないと夏希がいなくなっちゃう.......
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。