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第36話

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2021/10/10 06:05
side:no

樹「慎太郎様!」

慎太郎「樹!ドレスめっちゃ似合ってる!」

樹「んへへ」

慎太郎は膝立ちで樹に手を差し出した。

慎太郎「一生幸せにします。参りましょう」

樹「ん。そうしてくれないと困ります」

司会「新郎新婦のご入場です!」

慎太郎「……」

樹「何を緊張なさってるんですか。」

慎太郎「え?!」

静かな会場に大きな声が響き渡る。

司会「どうかされましたか?」

樹「ははっ!」

慎太郎「いえ!なんでもないです!樹!」

樹「?」

牧師「病める時も健やかなる時も互いを助け合い愛し合うことを誓いますか?」

慎太郎「誓います。」

樹「誓います。」

司会「それでは誓のキスを!」

そう言ってガタガタありつつも式は終了。

大我「おめでとう!樹!綺麗だよ!」

北斗「こら。大我むやみに抱きついちゃダメ。」

樹「長年の!付き合いですから大丈夫ですよ〜」

北斗「お前には旦那がいるだろう!」

樹「余裕のない男は嫌われますよ?旦那様?」

北斗「なっ!……」

慎太郎「樹!」

樹「挨拶は終わったんですか?」

慎太郎「もちろん!」

そろそろ二次会も終了間際

慎太郎「今日夜俺の部屋な?」

樹「はい。」

そして二次会は無事終了し時刻は夜の12時に

樹「失礼します」

慎太郎「樹!こっちこっち!」

そこにあったのは綺麗なライトアップされた庭

慎太郎「ん。」

慎太郎は照れくさそうに腕を差し出し樹はその

腕を取って長い庭の通路を歩きます。

コテージに着いたところで慎太郎様は跪いて

慎太郎「樹。俺は君のことを一生愛するからな!」

そう言って慎太郎は樹に手を差し出す。

樹「もちろん。私も一生添い遂げて差し上げますから」

そう言うと庭にある池に2人が口付けをしてい

るのが反射された。



fin

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