最初に言っとく。
本当は俺も4年前、いやもっと前かもしれねえな。それくらい前からずっとお前が好きだった。
けど自分では気付いてなくて、どんな女から告白されても「何か違う」としか思ってなかった。まさか7歳も下の奴に惚れてるなんて思わなかったんだ。
馬鹿にしてねえぜ。小学一年生が赤ちゃんを好きになるか?ならねえだろ。そういうことだよ。
「ハルアキくんが好き!私と付き合ってください!!」
4年前、お前に告白された時、初めてしっくりきた。「これだ」ってはっきりわかった。
でもお前は中学生になったばかりで、俺はもうすぐ成人。法律とか、お前の将来とか考えたら、望んでなくてもフるしかなかった。
お前のことは諦めるつもりで、わざとお前が傷つくフり方をした。
「……悪い。好きな奴がいるから」
その好きな奴を目の前にしながら、俺は、はっきりフったんだ。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。