第17話

十六話
最初に言っとく。

本当は俺も4年前、いやもっと前かもしれねえな。それくらい前からずっとお前が好きだった。

けど自分では気付いてなくて、どんな女から告白されても「何か違う」としか思ってなかった。まさか7歳も下の奴に惚れてるなんて思わなかったんだ。

馬鹿にしてねえぜ。小学一年生が赤ちゃんを好きになるか?ならねえだろ。そういうことだよ。


「ハルアキくんが好き!私と付き合ってください!!」


4年前、お前に告白された時、初めてしっくりきた。「これだ」ってはっきりわかった。

でもお前は中学生になったばかりで、俺はもうすぐ成人。法律とか、お前の将来とか考えたら、望んでなくてもフるしかなかった。

お前のことは諦めるつもりで、わざとお前が傷つくフり方をした。


「……悪い。好きな奴がいるから」


その好きな奴を目の前にしながら、俺は、はっきりフったんだ。