第55話

💫#51
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2024/11/03 23:16 更新
あなた
なにこれ?
手の中にある物を見る

…飴?
あなた
…?
疑問を持ちながら部屋へと入った
あなた
ねぇ…シリウ…ス
あっ…犬の姿のまま寝てる…
うずくまっている背中をゆっくりと撫でる


その度に耳がピクピクと動く
あなた
よいしょ…
ソファーで寝ているシリウス(犬)を
持ち上げて抱っこをする

そしてベッドまで運んだ

めちゃめちゃ重い…
あなた
風邪引いちゃうよ…?
と言っても犬は自分で体温調節が出来るので


薄手の掛け布団をかけその様子を見ていた
あなた
気持ち良さそうに寝るね…
…昔犬飼ってたな


確かあの事件の1週間前に亡くなってしまった
(父と母の…)
あなた
…眠っ
隣に寄り添い自分はぶ厚めの布団を被り眠りにつく



こ、これはどういう事だ?


…隣にあなたの背中が、、、
少し鳴くがちっとも起きる気配は無い


布団の中をもぞもぞと動いて
薄手の方からあなたがいる分厚目の布団へと移動した
あなた
ん〜…
するとあなたは小さく寝返りを打って

こっちを向いた
シリウス・ブラック
わん、!
もっと大きな声で鳴くが

目を瞑ったまま頭に手を乗せられ撫でられる一方

起きてはくれない
シリウス・ブラック
わん!
あなた
ん〜…?何、?
あなた
どうしたの?
何をしても目は開けてくれない
あなた
…散歩?
シリウス・ブラック
…?
意味不明な事を言い始め

首を傾げた
あなた
…外出たかったり、?
あなた
もう随分部屋の中だもんね…

          "外…行く?"
あなた
ルーピン先生、外に行ってきますね
リーマス・ルーピン
えっ?うん……ん?
リーマス・ルーピン
シリウスも一緒かい?
あなた
お願いします、少しだけ…
手を合わせて上目遣いをした

でも先生は全く揺らがない…効いていない


シリウスも後押しをするようにくぅ…と鳴いた
リーマス・ルーピン
…1時間だけね
セドリック・ディゴリー
こんにちは、先生
あなた
こんにちは〜…セドリック元気?
お久しぶりのセドリックに少し驚いた
セドリック・ディゴリー
元気です、先生は?足の怪我…
あなた
もうすっかり治ったよ、ありがとう
セドリック・ディゴリー
…これからどこか行くんですか?、犬…?

ずっと私を見ていた瞳がシリウスに向けられた
あなた
頼まれてて、…えっと…散歩に行くの
あなた
それじゃあ、!
リードを少し引っ張り外へ出た


夕暮れ時の空はオレンジ色に染まっていた
あなた
久しぶりの外はどう?
シリウスを見ると空を見たまま立ち止まっていた
あなた
ディメンターは大丈夫、安心して


人が少なさそうな場所を選び


その辺りをうろうろとしていた
気づけば1つの小屋の前に来ていた
ハグリッド
お〜何してるんだ?
ハグリッドが大きな鳥を連れて

何かをしている様子だった
あなた
ハグリッド、!今ね…えっと…
あなた
預かってる犬の散歩してるの
ハグリッド
でっかい犬だな〜、言う事聞くのか?
あなた
私の言うことはねw
ハグリッド
最近どうだ?その〜…ハリーは
あなた
元気に過ごしてるよ
とハグリッドに伝えると

後ろから大きな鳥がやってきた
あなた
…その大きな鳥は?
ハグリッド
こいつか?こいつはな〜
…ヒッポグリフって言うんだ
あなた
ヒッポグリフ、?
ハグリッド
あぁ、!安心しな悪さなんてのはしない
あなた
そう、!良かった
あなた
触っても良い?
ハグリッド
その前にお辞儀をしなくちゃならん
あなた
お辞儀ね、
ヒッポグリフの前に立ち

ゆっくりとお辞儀をしようとしたら

先にヒッポグリフの方からお辞儀をしていた
ハグリッド
こりゃすげぇ…
あなた
こんにちは、ヒッポグリフ
ハグリッド
こいつの名前は
バックビークって言うんだ
あなた
バックビーク〜…

名前を呼んで

顔をよしよしと触ると

バックビークは少しだけ声を上げて
気持ちよさそうにしていた


バックビークはシリウスを見る度に
威嚇をする様な声を上げた
ハグリッド
こらバックビーク!
あなた
また会おうね〜バックビーク
あなた
じゃ!またね〜ハグリッド!
ハグリッド
おぅ!またな

シリウスを繋ぐリードを引っ張り

ハグリッドとバックビークとはお別れをした
あなた
帰る?
と聞くと真っ直ぐ私を見つめた

でも帰るのか?帰りたく無いのか分からない
あなた
帰らない?
と聞くと首をぶんぶんと振った

帰りたかったのね

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