最後まで言い切らず 、
ぱっと俺から離れていく 。
順番待ちをしていたかのように 、
次は初兎が急に距離を縮めてきた 。
指名する 、しない以前に 、
誰かと密着した経験がほとんどないせいで
返事を考える余裕もなく 。
たじたじの状態で 、
胸板を押し返すのが精一杯 。
少し離れた場所から 、
どうしてかキレ気味にりうらが尋ねてくる 。
自分から聞いたくせに
「 あっそ 」と言ってそっぽを向いてしまった 。
ふわふわ水色と薄紫ウルフの派手髪な2人に
両脇を挟まれて 、
もう逃げることはてきないと悟る 。
そんなうちにも 、
雷はトド ー ン!バリバリバリ!と
勢いを増していく 。
俺の初めての相手 … 。
自分の気持ちに正直に … 。
なんて 、いむがそう笑う一方で 、
俺は真剣に頭を回転させていた 。
絶対無理 、だと思うけと … 。
相手にどう思われるかじゃなくて 、
自分の気持ちに素直にって 、
初兎も言ってくれたから … 。
直後 。
ピカッ 、ドド ー ンと雷鳴が響き 。
のちに 、部屋に妙な空気が流れた 。
もしかして聞こえなかった?
3人の視線をいっきに受けながら 、
拳をぎゅっと握る 。
初兎がにやりと返事する 。
初兎の話を遮るように 、
部屋の扉が開いた 。

無事 ないこ 撮れました !!
新作よければ … !!












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。