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第68話

光と闇の心⑥千賀side→玉森side
それはタマと南へ向かう途中…

「そこの2人、聞こえますか」


(えっ、誰?)

千賀
今、何か聞こえた
玉森
気のせいだろ?誰もいないじゃん
千賀
でも


すると、また…

聞いて下さい大切な仲間が闇に
惑わされています


(大切な…仲間?)

そうです急がなければ大変なことに


(どういうこと、君は誰?)

私の名は浜路
千賀
浜…路?
玉森
千賀おまえ誰と喋っているんだよ?


(いや誰と聞かれましても玉森さん俺にも分からないんです、あはっ)

おい、そこのボーッとしているやつ


(わっ、今度は違う声が聞こえた!?)

玉森
はっ?誰
千賀
タマ?
私の名は犬坂毛野
玉森
それ…って
毛野
ふぅ~やっと聞こえた何度呼びかけても知らん顔、心配したぞ
玉森
あの…
千賀
毛野さんってタマに憑いている
毛野さん?
毛野
お前、なに訳の分からないことを
言っている
玉森
そうだ黙っていろ千賀
千賀
うわぁ~2人がかり
玉森
うざい
毛野
まことに
玉森
気が合うね
毛野
そのようだな、ふっ
浜路
話し続けても宜しいですか?
毛野
失礼いたしました浜路姫


(えっ、浜路さんって、お姫さんなわけ)

毛野
このお方は里見のニの姫、浜路さまだ
玉森
なっ!?
千賀
はあっ?


俺達は、ミツに危険が迫っていることを毛野と浜路姫から聞く。




・玉森side
玉森
その闇に惑わされている仲間って誰?
浜路
その者の名は


(なっ、マジでか!?)

玉森
でも廉は里見の城にいるんじゃ
毛野
ゝ大法師と馬を使い
千賀
じゃ俺たち知らないうちに追い抜かされていたってわけか
浜路
早く彼を覚醒させて、でないと闇が
光りの戦士を捕らえてしまう


(光りの戦士、それってミツのことか?)

浜路
早く…早く‥お願い…急い‥で
玉森
浜路姫!


その声は、徐々に途切れ次第に聞こえなくなり。

千賀
なんだったんだ?今の
毛野
姫の魂は訳あってここより遥か離れた場所にある
玉森
何処?そこは
毛野
今は言えぬ
玉森
まぁいい、あんた達にはあんた達の
事情があるんだろうから
千賀
タマ
玉森
それより急ぐよ千賀
千賀
もちろんミツを助けるために


(廉お前なにをやっているんだよ、ちっ)

俺達はひたすら走り続けた「今、行く待っていろ」心の中で廉に話しかけながら、だから早まったことをするなと。

そんな事をしたら、あいつは壊れてしまう。

玉森
はぁはぁ、はぁ
千賀
タマ、大丈夫…か
玉森
平気…ミツの‥廉のためなら


(俺は頑張る!だって、あんなにも俺を慕ってくれている廉がミツを手にかけたりなんかしたら、きっと後悔する、いや…)

玉森
俺が、俺がお前を護る
千賀
タマ


(頼む廉、お前が苦しむ姿を俺は見たくはないんだ、廉が大好きだから)

玉森
廉、れえぇ~ん


その足はどんどん早まりスピードを上げて行き、
しかし俺達が着いた時には全てが終わっていたん
だ。

そこには、崩れ落ちるように地面へ膝まずき泣いている廉と闇の色に染まったミツの姿が…

その光景をけして忘れはしない、俺達の心をまるで玩具のように扱った闇の連中を絶対に許しはしないさ、だから例え相手が姉さんであっても俺は戦う。

(ごめんなさい、でも俺がこの手で楽にしてあげる
から怜香、生まれ変わったら俺達の世界においで)

「待っているよ、きっとまた会えると信じて」




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朱桜
朱桜
歴は10年を越えカッコ可愛い最年長が大好き“これからもずっと見続けていたい”そんな大切な存在だから想いの全てを物語に紡いでいます。 私が描く作品は絶対にKiさんは右で、その隣にいるのはFさん。 同じような気持ちをお持ちの皆さん、一緒に彼らの世界で浸りませんか。 宜しくお願いします―
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