No side
ある日
大雨が降るり、雷が鳴るの中、彼は森の中を走っていた
スタッズタッッタッズタッズタッ…(木の根の上を歩く)
(兵法:今の軍学と同じような物、戦術を学んだりする事)
ズタッスタッスタッ……(木の根の上を歩く)
ピカピカッッ!
音も鳴らず紫色の雷が彼の目の前で光る
そして数秒たって大きな音て鳴り響く
彼が光から背けた目をあげると
あの男がいた
彼は力なくそう言った
そして少し声が震えながら言った
ゴロゴロゴロゴロッ…(雷)
静かな雷が辺りに鳴り響く
まるで彼の不安を音で表しているかのように
そして彼が、鈴をもった右手を大きく振り上げ
チャリンッッ!(鈴の音)
大きく降り下げた
彼は真剣にそう言うと
チャリンッ(鈴の音)
腕を一振した
すると、降っていた雨が空中で止まり水の玉となった
リンテリンッッ!リンッリンッッ!(鈴の音)
沢山、鈴の音がなると浮かんでいる水の玉達は
時行の指の間もをすりぬけ鈴を降っている彼の頭上へ集う
つられ、時行も笑顔になり空中を流れている水に沿って
水とともに走ってゆく
リンッ、リンッ、リンリンリンリンリンリンリンッッ…!
鈴の音がだんだんと早くなっていく
水は木々の間をたどり、流れるように集まっていく
そして、彼の頭上へ集まった水達は大きく弾け
空は水溜まりに光が反射して美しい景色となるような
太陽が綺麗に浮かんでいた
時行はスッと彼に目線をうつす
彼は崖の端に立ち右手を強く握りしめ振り上げて
と言った
すしたら崖の下から
と大勢の声が聞こえた
先程よりも大きな声が響いた
時行は崖の下を見ると驚愕した
そこには諏訪の民達が大量にいたのだ
これに驚いたのは彼だけではない
森の木に隠れていた彼も急な大きな声に驚いた
というと諏訪の民達は
と大きくため息を吐いた
時行は民達の見事な豹変っぷりに目をぱちくりさせている
その後民達から聞こえてくるのは不満の声ばかり
と言いながら彼の胸ぐらをつかみ大きく揺らした
といつもの悪い顔で言ったそして開き直って
とまた悪い笑顔で言った
時行はいつも通り逃げようとするが
あっさりと腰をつかまれ担がれてしまった
しかし一歩進むと……
ガコッッ!(地面に穴が空く)
見事に二人して落とし穴にはまってしまった
森の中
彼……もとい、諏訪頼重は時行を担いで歩いていた
力なくそう言った
そしてこう言った
ガサッガサッ(草からでてくる)
でてきたのは……
"黒い布を被った少年"であった
時行とはじめてあった時、彼は"敵ではない"と
証言をしていた














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。