第35話

【番外編】初めての冒険(1)
153
2026/05/13 14:17 更新
風月(主)
風月(主)
ども、前書きには初登場の主ですコンニチハ
前回のアンケート↓
風月(主)
風月(主)
はい。ダントツですね((
風月(主)
風月(主)
すごーい、ほぼ10倍ですよ!((
風月(主)
風月(主)
薄々そうだろうなと感じていましたが、いざ開いてみれば案の定でしたね←



時系列的には、館大改造の数日前です。
この後です
おらふくんside


おんりーが渡した破片を持って、ドズルさんたちは玄関をくぐった。
パタン、と扉がしまる音が聞こえる。
おらふくん
……ドズルさん、なんか様子おかしかった
ポツリと呟く。
包帯を付け替えようとしてくれていた時、古い包帯を見て一瞬硬直していた。
どうしたんだろう。何かあったんだろうか。
おおはらMEN
おらふくーん、今暇?
おらふくん
あぇ、MEN!…うん、暇よ!
考え事に浸っていると、MENが声をかけてくる。
慌てて顔を上げると、横にはおんりーもいた。
おらふくん
どしたん?
おおはらMEN
傷の具合って……今どんな?
おらふくん
順調に治ってきとるって!
おんりー
よかった。外出は?
おらふくん
許可済み!
おおはらMEN
ナイス!ならさ、お出かけついでに冒険行かね?
おらふくん
冒険!?行きたい!!
楽しそうな響きに、思わず声が弾む。
おらふくん
どこ行くん?
おんりー
無難にネザーかな
おらふくん
ネザー、?
聞いたことない単語に、首を傾げる。
おんりー
俺たちがいるこの世界とは別次元の、地獄みたいな世界のこと
おおはらMEN
結構危険だから、スリルがあって面白いぜ!
淡々と説明しながらも、微妙に口元が緩んでいるおんりー。ツルハシを握り直し、ニヤリと笑うMEN。
あんなに強いこの2人が楽しそうな表情をするってことは、きっとすっっごく楽しいんだろうな。


行ってみたい。


2人が感じてる面白さを、僕も体感したい!!
おらふくん
はぇー……よく分からんけど、面白そう!いってみたい!
おおはらMEN
決定だな!出発は明日でいいか?
おらふくん
うん!ドズルさんとぼんさんは……
おんりー
あの2人、明日は依頼入ってるっぽいんだよね。おじいちゃんが頼んでるの見ちゃった
おらふくん
そっかぁ、残念
ドズルさんたちの予定に合わせられないのには理由がある。

今回のお出かけは、僕のリハビリも兼ねてるからだ。
館を建て替える時はあまり動かなくていいようみんなが配慮してくれてたからよかったけど、
そろそろ僕もみんなみたいに走り回りたい。

傷も塞がってきてるしね。

早めに運動に慣れておいた方がいいってドズルさんも言ってたし!
おおはらMEN
じゃあ明日の朝、日がちょうど昇るぐらいにリビング集合!
おんりー
把握ー
おらふくん
了解っ!!
あぁ、楽しみだな。

3人でお出かけ!!
窓から差し込む、白い光。
そっと目を開けると、あたりはすっかり明るくなっていた。
おらふくん
ん、え……?
新しい館になってから全部屋についている時計で、現在時刻を確認。
おらふくん
今は……はち、じ
集合時間は、日の出の時刻。
そーっと窓を振り返ると、太陽は元気に僕を照りつけた。
うそ、よな…??


何度かほっぺをつねってみるが、普通に痛い。

ということは、これは現実。
おらふくん
ね、寝坊したーーー!!!
寝起きだから少し掠れ、上擦った僕の叫び声が、館中に響き渡った。



















おおはらMEN
お、やっと来た
おんりー
おはよ、遅かったね
慌ててリビングへ向かうと、足音で気付いたのか、2人は声をかける前に振り返った。
呆れたような優しい笑みで見つめられ、さらに申し訳なくなる。
おらふくん
うぅ…2人とも、ごめぇん……
おおはらMEN
いいっていいってw
おおはらMEN
ほら、よく寝るのはいい事だーってよく言うだろ?
おんりー
おらふくんは、一応まだ怪我人なんだから
2人して、僕が気にしないように声をかけてくれている。

なんて優しいんだろう。
おんりー
どうする?今日はもう休む?
おらふくん
いや、行く!!!
せっかく楽しみにしてた冒険。
ちょーっと寝過ぎたおかげか、体調もいつもより万全だ。
行かないという選択肢はない。
おらふくん
れっつごーっ!!
僕は開き直って宣言し、玄関へ走る。
後ろで2人がくすっと笑った気配がしたが、僕は振り返らなかった。
おらふくん
そもそも、ネザーってどこにあるん?結構遠い……?
館から近い森を歩きながら、僕は問いかける。
前に更地にした森だ。もう木が生えてきている。
やっぱ植物の成長って早いんやなぁ〜。
おおはらMEN
うーん……説明が難しい。遠いっちゃ遠いけど、近いっちゃ近いわ
おらふくん
???
脳内でハテナが暴れ回っている。よくわからない。
おんりー
多分、見た方が早い。……あそこ。いつも使ってるマグマ溜まり
おおはらMEN
ここ、近いから便利だよな〜
おらふくん
マグマ…?これでどうするん?
おおはらMEN
まー見てろって。ほい、水バケツ
おんりー
ありがと
MENから受け取った水バケツを持って、おんりーはマグマに向かって歩いていく。
土を置いて水を入れると、マグマが黒い石みたいなのに変化した。
……何?何これ!?
おおはらMEN
あの黒いのは黒曜石だな。ネザーに行くときに使うやつ
おらふくん
へぇー……
僕が考えてることをある程度察したのか、MENが教えてくれた。
黒曜石………綺麗だなぁ〜
そう呑気に考えていると、おんりーが動き出した。

目に負えないほどの動きでマグマと水を組み換え、まさにゲートのようなものを作っていく。
僕がぼーっと見ている間に、全てが完了してしまった。
おおはらMEN
15秒くらいか?大体
おんりー
そうだね
おらふくん
……何今の!はやっ!すごっ!!
おんりー
おらふくんも練習すればできるよ
おらふくん
え、できるの!?僕、やってみたい!!
おおはらMEN
いいんじゃね?ゲートの作り方は覚えといて損無いし
おんりー
分かった。じゃあこれ持ってこっち来てね
おらふくん
はーいっ!!
おんりーから水バケツを受け取って、僕は軽い足取りでマグマの方へ寄って行った。
数分後。
おらふくん
こうして……こうしてこうして…こう!!
おおはらMEN
おー。上手くなってる
僕が5個目のゲートを完成させると、食料調達に行っていたMENが帰ってきた。
おんりー
大分上手くなったよね
おらふくん
楽しいわ!これ
おんりーの声に笑顔で返しながら、また水バケツを握る。
最初よりは、だいぶ早く作れるようになったと思う。
おらふくん
あ、そうだ!MENも作ってや、ゲート!
おおはらMEN
え、俺も?なぜ??
名指しされるとは思っていなかったのか、食糧配布が終わった彼の目が見開かれたのがゴーグル越しに見えた。
おんりー
確かに、最近は俺ばっか作ってた。腕落ちてない?
おおはらMEN
………言ったな??
あ、MENのスイッチ入った。
僕から水バケツを力強く受け取り、ズカズカと残っているマグマの方へ歩いていく。
そして、僕より圧倒的に速いスピードで作り上げてみせた。
おらふくん
わぁ……MENも速い……
おおはらMEN
慣れればこんなもんよ。まぁちょっと鈍ったかもしれんが←
おんりー
そうだね
おおはらMEN
ゔ…←
真顔のおんりーからの相槌が刺さったようで、少し顔を背けた。

MENの肩をポンと叩きながら、僕はバケツを見つめた。
おらふくん
僕もできるんかな?
おおはらMEN
練習すればいけるだろ
おんりー
マグマ溜まり、まだスペース残ってるよ
おらふくん
ほんと!?やるやる!
おらふくん
全部、使っちゃったわ………
おおはらMEN
まぁ、マグマ溜まりくらい探せばいくらでもあるだろ
おんりー
そうだね。じゃ、そろそろ行く?
おんりーの右手には火打石と打ち金。
いつのまにか砂利から火打石を取っていたらしい。
おおはらMEN
俺はいつでも行ける
おんりー
俺も。おらふくんがタイミング決めていいよ
おらふくん
今すぐ行こう
おんりー
了解
食い気味に答えると、初めからわかっていたとしか思えないスピードで、最寄りのゲートに火がつけられた。






ゲートから紫色のもやもやが出てきて、思わず一歩下がる。
2人の方を見ると、平然とした顔でどんどんゲートに近づいていく。
おんりー
この中に入ればネザーだよ
おおはらMEN
行こうぜ!
2人がこちらへ手を差し伸べる。
その手を見てから、僕はやっと今自分が行こうとしている場所について本当はどういうことが起きるのか、初めてまともに考え始めた。


今まではただ、楽しみだなんて、気楽なことばかり考えていた。

でも、いざ目の前に来たら、そんなの全部ただの逃げだったんだって分かった。
ここから先は未知数だ。何があるかわからない。
もしかしたら、死んでしまうかもしれない。ネザーの敵って強いらしいし。



………こわい。


思わず僕は、さらにもう一歩後ずさってしまった。

なんでだろう。今まで怖くなかったのに、なんなら楽しみだったのに。

ちゃんと現実として考えた瞬間に、足が震えて、頭の中が真っ白になった。



僕はもう、一歩も動けない。


おおはらMEN
おらふくん!
おんりー
おらふくん



その声で、はっと顔をあげる。

2人は笑っていた。

頼もしくて温かい、僕が大好きな笑顔。

恐怖を一瞬で包み込んで温かく溶かしてくれるような、安心する笑顔。


まだ、ちょっと怖い。
でも、この2人と一緒なら。
大丈夫な気がする。どこまでも行ける気がする。

体の震えが、硬直が。僕の動きを止めていたものはふっと止まり、足が動かせるようになる。
おらふくん
うん、行こっ!
2人に笑い返し、僕は一歩踏み込む。
差し出された双方の手に自分の手をそっと滑り込ませると、優しく握ってくれた。







2人の手は、温かかった。
風月(主)
風月(主)
長くなった←
風月(主)
風月(主)
しかも、初の前後編ですよ!
風月(主)
風月(主)
おかしい……これは番外編のはず……。
風月(主)
風月(主)
……へっ⭐︎





風月(主)
風月(主)
な、ななせん……!?
風月(主)
風月(主)
みなさんめっちゃ見てくれてる……純粋に嬉しい←
風月(主)
風月(主)
⭐︎も40超え、♡も300超え!!やばぁ…(語彙力消失)
風月(主)
風月(主)
ありがとうございます!!!


風月(主)
風月(主)
⭐︎50超えたら記念でなんかやるかもです(小声)



風月(主)
風月(主)
これから結構忙しいので、また低浮になります







ここから雑談↓
風月(主)
風月(主)
もうすぐ体育祭マジか
風月(主)
風月(主)
なんか早いんすよね、私の学校。
他の学校もこんな時期だったりするのでしょうか?
風月(主)
風月(主)
昼休みにみんなで競技の練習してますね。あーひざが痛い痛い←
風月(主)
風月(主)
そしてその5日後くらいに中間テスト。は???
風月(主)
風月(主)
おーけー、学校は私たちを殺す気だな(確信)
風月(主)
風月(主)
しかも私、他の人より出る種目の数が多いんです
風月(主)
風月(主)
決して、決して運動神経が良かったからとかそういうわけではなくてですね……なんならクラス1悪い
風月(主)
風月(主)
なんと。じゃんけんで負けました〜〜⭐︎
風月(主)
風月(主)
こういう時に限って……!!
風月(主)
風月(主)
………果たして当日、私の体力はもつんでしょうか(遠い目)

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