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第70話

だい。ごじゅうにわ
モトキ
モトキ
はい!到着!
モトキ
モトキ
ゆっくり下ろすよ……
もっきゅんの声が聞こえた後、私は椅子だと思われるものに腰掛けた。
あなた

あ、ありがとう……ございます……

ザカオ
ザカオ
よかった〜!見当たらなかったから心配してたよ!
リクヲ
リクヲ
どこにいたの??
2人は心配そうにもっきゅんに尋ねる。
モトキ
モトキ
……やっぱりね…俺の想像通りあなたちゃんは……
りょう
りょう
俺の部屋にいたの。
もっきゅんの声を遮るようにりょうの声が聞こえてきた。
あなた

りょ、りょう……?

りょう
りょう
やっほ〜久しぶり。
りょうはそのまま、テーブルの椅子に腰掛けた。
マサイ
マサイ
あなたと何してたの?
あなた

え…?

いつもよりも低いトーンでりょうに尋ねたのはマサイ。
彼の驚くほど低いボイスに私は身震いをした。
あなた

(マサイ……?)

りょう
りょう
いや〜別に…
彼はそのままぐいっと私の肩に腕をかけた。
りょう
りょう
話がしたかったんだ。あなたと2人きりで……ね?
あなた

え、えぇ。別に大したことでは……。

私はりょうに話を合わせ、返事をすると
モトキ
モトキ
本当に?何もしてないんだね?
もっきゅんが私たちに対して、もう一度疑問を問いかけた。
りょう
りょう
うん。それが何か?
モトキ
モトキ
いや〜……気になっちゃって。呼びに行った時。
あなた

………っ!

私はもっきゅんがきた時のことを思い出し、口をあっと押さえる。
あなた

(そ、そうだ……私……)

モトキ
モトキ
あなたちゃんの目に涙の跡が……。
エイジ
エイジ
涙の跡だって…?
ダーマ
ダーマ
りょうくん、あなたのこと泣かせた?
もっきゅんの声にエイジとダーマが強く反応する。
もっきゅんの言葉に周囲の空気が一変したのを肌で感じた。
りょう
りょう
違うよ。俺はあなたを泣かせたりしない。
りょう
りょう
今までも……これからもね。
彼の声には嘘などついていないようだった。
私もりょうはそんなことをしないと信じていた。
あなた

違うんです。あれは……私のせいで…。

モトキ
モトキ
あなたちゃんの…せい?
あなた

はい。実は……夢を見ていて…。

ダーマ
ダーマ
夢か……。
あなた

お父様が……私を取り戻そうとしている夢…。
それが……現実になってしまうのではないかと……。
皆さんに迷惑をかけてしまうのではないかと心配で…。

エイジ
エイジ
そんなことは起こらない。
私の言葉に強く言葉を発したのはエイジ。
あなた

え……?

エイジ
エイジ
俺らがいる限りそんなことは起こらない!
シルクロード
シルクロード
確かに!俺らの力を舐めんなよ〜!
あなた

み、皆さん…。

私は皆さんの言葉に心打たれる。
りょう
りょう
あなた。
あなた

何……?

りょう
りょう
言った通りでしょ?
……俺らは絶対あなたを見捨てない。
りょう
りょう
だから……信じてくれるでしょ?
あなた

……はい。

私は改めて、皆さんを信じることに決めた。
モトキ
モトキ
ごめんね。りょうくん。疑って……。
りょう
りょう
いや……いいの。俺が悪いことをしたから……。
2人の仲も治ったみたい。
モトキ
モトキ
じゃ!ご飯食べない?俺お腹減っちゃって…!
あなた

いただきます…!

モトキ
モトキ
わかった!
私ももっきゅんと同じく、お腹がぺこぺこになっていたところだった。
もっきゅんはみんなのカレーを持ってこようと、台所へ向かったようだった。
私はホクホクとした気持ちでいた。私は皆さんを信じると決めたからかもしれない。
ツリメ
ツリメ
(さぁ……?どこまで守れるんだろうね…?)
ニタっと彼には似合わない奇妙な笑みを浮かべていた。