(hkt side)
大「すぅー、すぅー。」
隣でこっちに顔を向けながら、気持ちよさそうに寝ている、まるで女の子のようなこの男。
愛しくて、愛しくて、
北「ちゅっ」
とその唇に甘いキスを落とす。
『京本大我』
君との出会いは、偶然ではない。必然なんだ。
北「やっと君に会えた。もう、覚えていないかもしれないけど、ようやく俺のもとに置いておける。もう、安心していいよ。幸せにするから」
そう小声で言いながら、さらっさらの金髪をなでていると、
大「っふぁわ〜。っ、腰、いったい……」
俺のお姫様が目を覚ます。
北「おはよ。大我。」
このお話は、また後ほどするとしよう。
もしかしたら、大我の…………かもしれないしね。
朝の挨拶とともに、今日も愛する君がそばにいる生活がはじまる。
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どうも〜!Black Pinkです。
またまた、小説を書き始めました!!!
たくさんの方に読んでいただいて、ありがとうございます。
北斗のこのなんとも意味深な言葉。
実は、この物語、ただのイチャコラものではなく、後半皆様の予想を上回る出来事を起こそうと思っておりますので、その伏線です。
初の伏線張りなので、うまくできないかもしれませんが、ところどころにこれから最後の鍵を読み解く伏線を散らばせていきますので、そこも楽しみにしながら読んでください!!
以上、作者からでした〜!!!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。