第12話

第12話 勝利の日差し
134
2026/01/17 09:00 更新
iemon視点
めめんともり
すいません、遅くなって、、、

めめさんはそういいながら俺を抱きしめながら頭をゆっくりと撫でる。

めめさんは暖かくて今までの緊張の糸がプツリと切れた気がした。


後ろからウパさんとLatteさんがこっちに向かってきてるのがわかった。

俺はめめさんの腕の中から離れ、立ち上がる。
iemon
めめさん、助けてくれてありがとうございます
めめんともり
当たり前のことをしただけですよ
Latte
何でひなにいさんが敵対してんだ!?

Latteさんの質問に答えようとした瞬間、ひなにいさんが俺に向かって全力で殴りかかってくる。
ウパパロン
させねえよ!!

ウパさんはひなにいさんの拳を止めるが力に負けて後ろに吹き飛ぶ。
ウパパロン
んなっ!?
Latte
ウパパロン!!

俺は超能力でめめさんに銃を渡す

Latteさんはどこからかバットを取りだし、めめさんとLatteさんはひなにいさんに攻撃し始める。
めめんともり
iemonさん状況!!
iemon
はい!ひなにいさんが急に変貌して妖怪に、、、多分今回の事件の犯人かと、、、

俺の胸に痛みが走る。
ひなにい
貴方達悪者さんを庇うってことは貴方達ももしかして悪者さんなの?それならやっつけないと!!

ひなにいさんは、手を前に伸ばす。
ひなにい
アンラッキ〜♪

ひなにいさんがそう言った瞬間、Latteさんの隣にあった木がLatteさん目掛けて落ちてくる。
Latte
なっ!!
ウパパロン
Latte!!

ウパさんはLatteさんを庇うように木から避ける。
めめんともり
ウパさんよくやってくれました!!

めめんともり
ウパさんLatteさん気をつけてください!!妖力を帯びている物は幽霊にも当たります。今の木もその一部です。
Latte
私たちの有利部分が!!

めめさんはひなにいさん目掛けて銃を撃つ。

ひなにいさんは、全て華麗に避けめめさんを蹴り飛ばす。
めめんともり
ウグッ、、、

めめさんは少し後ろに飛ばされながらも体勢を整える。

ウパさんはそんなめめさんを踏み台にし、上からLatteさんに借りたであろう金属バットを振り下ろす。
めめんともり
ウゲ
ウパパロン
おらぁ!!!!
ひなにい
これぐらい避けて
Latte
させるかよ!!

Latteさんはひなにいさんが避けるであろう場所に横向きでバットを振る。
ひなにい
しまっ!!

ひなにいさんはいきなりのことで戸惑ってしまい、ウパさんとLatteさんの攻撃をくらってしまう。

ひなにいさんは小さな苦痛の叫びをあげ、Latteさんに攻撃された場所を抑えながら大きく後ろにジャンプし、距離をとる。

ひなにいさんの方に目を向けると肩は小刻みに震え、下を向きながらブツブツと何かを呟いている。
ひなにい
なんでなんでなんでなんで…なんで!!

ひなにい
ヒナはお兄を守るんだ!!私の正義を貫き通すんだ!!!

訴えるようにひなにいさんはそう言って攻撃を再開する。

ウパさんとLatteさんはそれを何とかして相手を止めている。めめさんも同じくひなにいさんを止めようとしていた。








あぁ、そうだったんだ、、、



なんで今まで気づかなかったんだ、、、



俺は動きにくい足で1歩1歩前進する。

そしてめめさんの所まで行き肩に手を置く。めめさんはいきなりのことで戸惑ったのと同時に俺を心配した顔で見つめる。

めめんともり
、、、iemonさん?
iemon
めめさん、、、

iemon
俺を"ひなにいの所"まで飛ばしてください!!

めめさんは目を見開き驚いた表情を浮かべる。

それはLatteさんとウパさんも一緒で少し動きが鈍くなる。
Latte
何言ってんだ!!
ウパパロン
iemonさん今怪我してるだろ!!

ウパさんとLatteさんは俺を必死に止めてくれている。
iemon
それでも、、、俺ならひなにいさんを止められるかもしれないんです!!

めめさんはまっすぐと俺を見つめた後、小さくため息をつく。
めめんともり
、、、わかりました。でも、気をつけてくださいよ
iemon
ッ!!ありがとうございます!!

俺はひなにいさんの元まで全力で走る。

その間、俺に向けたひなにいさんの攻撃(アンラッキー)はウパさんとLatteさんそしてめめさんが止めてくれる。
Latte
何が何だかわからないけどとりあえずiemonさんを守るぞ!!
ウパパロン
おお!!

そして俺はひなにいさんの元まで行き肩を強く掴む。
iemon
めめさん!!

俺がめめさんの名前を呼ぶとめめさんはポケットから御札を取り出し、ひなにいさんと俺を囲うように投げる。
めめんともり
夜帳招来咲夢領!!!やちょうしょうらいさくむりょう
めめさんはそう言うと同時に電撃を纏わせた銃を御札に向けて撃つ。

その瞬間、赤く大きな光が御札から出現し結界のようなものが俺とひなにいさんを囲う。
Latte
なんだこれ!?
ウパパロン
すげぇ!!!

Latteさんとウパさんは目をキラキラさせながら結界を見る。

俺の意識はどんどん朦朧としていく。頭がガクガクと前後左右に揺れ立っていられなくなり、その場に座り込む。

それはひなにいさんも同じようで近くにある木に頭を抱えながら座り込む。


俺が結界の外に目を向けるとめめさんが悲しそうな顔でこちらを見ていた。
めめんともり
頑張ってください、、、iemonさん、、、

俺はめめさんの方を向きニコッと笑い、その場で意識を飛ばす。



めめんともり視点
ウパパロン
めめさんこれは一体、、、

ウパさんとLatteさんは私の方に寄ってきて、結界の中にいる倒れたiemonさんとひなにいさんの方を見る。
めめんともり
これは夜帳招来咲夢領やちょうしょうらいさくむりょう、、、人の精神世界に行けるというものです
Latte
精神世界、、、一体何のために、、、
めめんともり
さっきiemonさんがひなにいさんさんが急に変わったって言っていたでしょう




私がそう言うとウパさんとLatteさんは小さく頷く。
めめんともり
多分妖怪に体が乗っ取られていたんでしょうね
ウパパロン
ちょっと待て!!さっきから話が見えねえ!!それが精神世界に行くのに何が関係あるんだ!?

ウパさんの言葉に共感するようにLatteさんが後ろで首を縦に振っている。
めめんともり
体が乗っ取られる人間の特徴として精神が不安定というものがあるんですよ

めめんともり
だからiemonさんはひなにいさんの精神を安定させるために行ったのかと

Latteさんとウパさんはその言葉を聞くと目を一瞬見開きiemonさんとひなにいさんの方を見つめる。




めめんともり
(任せましたよ、、、iemonさん、、、)



プリ小説オーディオドラマ