第14話

第14話 楽しい日々
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2026/01/21 09:00 更新
iemon
、、、俺の名前はiemon
ヒナ
iemonさんよろしくね!!

ヒナがそういうと聞き取れるかギリギリのラインの声でよろしく、、、と呟いた。
ひなにい
嫌じゃなかったら教えて欲しいんですけどiemonさんはどうして中学生に囲まれてたんですか?

俺がそう聞くとiemonさんの顔は少し暗くなった気がする。
iemon
俺が、、、化け物だから、、、
ヒナ
化け物?

ヒナの言葉にiemonさんは小さく頷き、辺りを少し見回した後換気扇の隣にある植木鉢の方に手を伸ばす。

俺とヒナは不思議に思いその植木鉢を見た瞬間、その植木鉢が浮き始めた。
ひなにい
え!?
ヒナ
何これ!!すごーい!!

ヒナは目をキラキラさせながら植木鉢を見る。

植木鉢はそのまま飛びiemonさんの手のひらの上まで行く。
iemon
俺は超能力が使えるんです、、、これが普通の人からしたら気味悪かったんでしょうね

iemonさんはそういいながら少し悲しそうな顔をし、俯く。
ひなにい
、、、

俺はiemonさんの元まで行きiemonさんの目線までしゃがみこむ。
ひなにい
もし良かったらこれから俺たちと公園で遊びませんか?
iemon
え?

iemonさんは目を大きく見開き驚いた顔をする。
ヒナ
いいねいいね!!賛成!!
iemon
あ、、いや、、、、

iemonさんは少しオドオドしながら戸惑っている様子だった。
ひなにい
あ、無理にとは言いませんよ?

ひなにい
ただ今日お昼を作りすぎてヒナと俺だけじゃ食べれる気もしないし、どうかなーって

俺がそんな説明をしているとiemonさんは少し肩を震わせ小さな声で呟いた。
iemon
気持ちは嬉しいけど、、、俺と一緒にいたら2人も酷い目に合うかもしれないし、、、

iemon
それに俺は普通じゃないから、、、

iemonさんはそう言い俺の方を見る。

iemonさんの顔はどこか悲しそうでどこか無理をしている気がした。

俺はiemonさんに声をかけようと口を開こうとするがそれよりも早くヒナが口を開いた。
ヒナ
普通じゃなくて何がダメなの?

ヒナ
全部が普通の人間なんていない1人1人そろぞれに違う個性があるからいいんじゃないの?

ヒナ
別にiemonさんは誰かに迷惑をかけてる訳でもない、逆に良い事をしてるぐらいだし、それでとやかく言うやつが出たら私が殴り飛ばしてあげる!!

ヒナは腕に力を入れ、手で腕を抑える。

俺はそんなヒナを見て少し笑みがこぼれる。
ひなにい
俺は全く迷惑だとかは思わない、iemonさんはどうしたいんですか?
iemon
俺は、、、俺も一緒に遊びたい

俺とヒナは目を合わせ微笑む。

そしてヒナはiemonさんの手を掴み走り出す。
ヒナ
行こ!!
iemon
うん!!

俺はそんな2人の後を追いかける。
公園にて
ヒナ
着いたー!!!

ヒナとiemonさんは目をキラキラさせながら辺りを見渡す。

公園は普通の公園より少し広くいつもなら子供がたくさんいるのに今日は珍しく少なく周りに配慮せずとも遊べそうだった。
ひなにい
今日は珍しく人が少ないな
ヒナ
気兼ねなく遊べるね!!

ヒナがそうiemonさんに言うとiemonさんは少し嬉しそうな顔をし、頷いた。


俺はそんな姿を見て安心した。さっきまでのiemonさんはどこかずっと悲しそうで暗かった。

でも今は年相応の対応していることにより安心したのだろう。少し表情が明るくなっていた。
iemon
来たのはいいですけど何して遊ぶんですか?
ヒナ
うーん、、、なら、かくれんぼ!!
ひなにい
え!?
iemon
いいですね、かくれんぼ
ひなにい
ちょっと待って!?
ヒナ
ならヒナが鬼ね!!10秒ね

そう言ってヒナは数え出す。

俺はそれを聞いてiemonさんの腕を掴み思いっきりヒナから逃げる。
ひなにい
はやくしないと!!
iemon
ちょっ、ひなにいさんなんでそんなに慌てて
ひなにい
やばいんだよはやくしないと!!
iemon
やばい?
ひなにい
死にたくないなら全力で逃げろ!!
iemon
さっきから何言って、、、


俺たちがそんな会話をしながら逃げていると、悪魔のカウントダウンが終わった。
ヒナ
ゼーロ!!
ひなにい
やばい!!!

ヒナは振り返った瞬間ものすごい速さで俺たちの隣に向かってきて、ジャングルジムを殴る。

殴られたジャングルジムの箇所を見るとそこから煙が出ており、車でも突っ込んだみたいに凹んでいた。


iemonさんはそれを見て驚きを隠せないのか「えっ」と声が出ていた。

俺とiemonさんには嫌な冷や汗が出る。
ヒナ
あれ?触ったと思ったんだけどな〜

ヒナ
それにお兄達隠れてない、、、まぁいいや

ヒナ
かくれんぼは終わりね、鬼ごっこしよっか
ヒナはそういいながらニコッと微笑む。

その笑みは他の人から見たら可愛らしいものかもしれないが俺達からしたら恐怖以外何者でもなかった。


それを見たiemonさんは俺の腕を掴まれて走っている状態から自分から走り出す形へと変化した。
iemon
なんですかあの腕力!?超能力!?
ひなにい
ヒナは昔鬼ごっこでクラスメイト全員を病院送りにしてるんですよ!!
iemon
なっ!?
ヒナ
はい、捕まえた♪

iemonさんと俺が後ろを向くとそこにはにこやかに笑ってるヒナがおり、その手は俺たちの近くにあり直感的に避けることができないと確信した。


何か言葉を残す前に俺たちの視界は暗転した。










目が覚めた後も俺たちはブランコに乗ったり、ドッジボールをしたり沢山遊んだ。

ふと時計を見るともう帰る時間になっていた。
ひなにい
そろそろ帰らないと
ヒナ
えーまだ遊び足りないのにー
ひなにい
今日はもうおしまいだ、また来ような

ヒナは不貞腐れたようにほっぺたをふくらませて文句をブツブツと言う。
ひなにい
iemonさん今日はヒナと遊んでくれてありがとうございます
iemon
こちらこそ遊んでくれてありがとうございます

iemonさんはどこか悲しげの表情をした後に俺たちの方を真っ直ぐとした目で見る。
iemon
、、、また遊んでくれますか?

その声はどこか震えているように感じた。

俺とヒナは目を合わせ、大きく笑い
ヒナ
当たり前だよ!!(同時)
ひなにい
当たり前ですよ!!(同時)
そう答えた。

iemonさんの顔はとても嬉しそうだった。







それから俺たちは毎日のように遊ぶようになった。

疲れ果てるまで遊んで、たまに一緒に夜ご飯を食べてとても楽しい日々を過ごしていた。




だけど、iemonさんは突然姿を消した。
主です。ちょっとしたお知らせなんですけど最近mmmrの短編集(笑)を書き始めたんですけど、

リクエスト募集をかけたところそれが思ったより多くの人からのリクエストが来たため少しこちらを書くスピードが遅くなってしまう為

最近2日に1回投稿してたんですけどそれがまた遅くなる可能性があります。

今はまだストックが3話ぐらいあるのでそれがなくなったら遅くなるかもしれません




あと宣伝!!

さっき言ってた短編集です。

興味がありましたら是非こちらも見に来てください

プリ小説オーディオドラマ