第22話

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2025/01/09 17:40 更新
🐶side
🐶
ね、ちょ、、もう走れないって、
🦚
ぇぁ、ご、ごめんねっ、、

狼人間は大きな耳をしゅん、と下げては申し訳なさそうに謝る。
どっちかというと犬だな、、そんなことを考えながら
🐶
大丈夫

と笑いかけると、しゅんとなっていた耳がぴん、と伸びて嬉しそうに尻尾を振っていた。
なんか、、可愛いな、、
🦚
へへ、ありがとっ、あ、そういえば名前は?
🐶
まき、
🦚
え、似てる、俺たきなんだけど、笑
🐶
んぇ、マジ、!?

信じられないな、狼人間とこんなに仲良くなるなんて、、

🍚
っ、ま、き、、?


たきと話しているとじょーの声が聞こえた。

🦚
ぇ、、?
🐱
まきぃ、、泣


泣いているゆうまくんと、じょーは、血だらけの狼人間を支えていた。



🦚
、、K、ひょ、ん、、?


さっきまで喜んでいたたきの顔が青ざめて、瞳からは大粒の涙が溢れ出す。
慌てて狼人間に駆け寄っては
🦚
まって、うそ、なんでっ、、

と、狼人間を抱きしめていた。

🦘
たき、?
🦚
Kひょんっ、、
🦘
愛してる、、


その言葉を残して狼人間は気を失ってしまった。
泣きながら「おれもだからっ、目を覚ましてよ」なんて言うたきを見て察した。
2人は恋人なんだって、、



🐶
たき、、


そんな俺の声は届いてなかった。
て俺も、はるあを、、探さないと、、、
🍊side
🍊
にこ、、
🍓
…ウィ、ジュ、?


驚いたようにこちらを見つめながら僕の名前を呟くニコ。
ほんとに、わすれちゃったの、、?


🍓
っぁ、い゛た、、


次の瞬間、急に頭を抱えてうずくまり出した。

🍊
にこ、!?

慌てて駆け寄ってはにこのことを抱きしめて頭を優しく撫でる。


🍓
っぇ、、?


にこは困惑した様子で固まってしまう。
…ほんと、かわいいな、、、
🍊
…ん、
🍓
んぅ、⁉︎//

可愛いニコに我慢できなくて少し深めの口付けをしては
🍊
愛してる、

なんて伝えてしまう。
僕のことを忘れてるニコを困らせるだけ、なのに、
🍓
っ、、ばか、じゅじゅ、、//
🍊
へ、?
🍓
思い出したって言おうとしたのに//
🍊
ほん、とに、、?


黙ったまま頷くニコを見て堪えてた涙が溢れ出してきた。
🍊
にこ、、大丈夫、?
🍓
ちょ、泣かないでよ、、もう、
🍊
だってさ、忘れちゃったままかと思ったんだもん
🍓
ごめんね、


そう言ってにこはキスをして抱きしめてくれた。
本当に、、よかった、、
🎮side
🎮
っ、な、んで、、


はるあは俺に抱きついてきた。
びっくりして固まっている俺に
🐰
泣かないで、ほしくて

なんて言うはるあを抱きしめ返しそうになるのをグッと堪えて突き飛ばす。

🎮
近づかないで
🐰
ぇ、?
🎮
気持ち悪いから。


できるだけ冷たい声でそんなことを言う。
ごめんね、はるあ。こんなクズな俺のことなんか、嫌いになってよ。


🐰
い゛っ、、


俺はわざとはるあの腕を傷つけた。


🐶
はるあ!


遠くではるあを呼ぶ声が聞こえたから。
任せたよ、、はるあのこと。
俺は、幸せにできないから
🐰
ふ、まく、、ん、?

はるあは最後まで、俺のことを見ていた。



ごめんね、、はるあ。
🐶side

ガサガサとしげみの動く音がする方に向かう途中でふうまくんにあった。

🐶
ねぇ、ちょ、
🎮
っ、、


何故か血だらけで、泣きながら走っているふうまくんに声をかけると
🎮
はるあのこと、お願いね

そうひとことだけ伝えて森の奥へと消えてしまった。
嫌な予感がしてふうまくんがきた方向に走っていくとその予感は的中していて腕から血を流したはるあがいた。


🐶
はるあ!!

急いで駆け寄っては抱きしめる。
🐰
…ふうまくん、が、、

…一言目から出てくる言葉がふうまくん。だった。

ねぇ、俺のこと見てよ。はるあ。
🐶
はるあ、好きだよ
🐰
ぇ、?

長年黙っていた言葉を漏らしてしまう。
だって、この傷はきっとふうまくんにつけられたもの、それなのに、、まだ,好きでいるはるあが嫌だった。
俺だったら、傷つけたりしないのに。


🐶
俺のこと見てよ、、


そう言って、俺は、何の抵抗もしないはるあの唇にそっとキスをした。

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