第3話

2.取引
49
2024/06/16 12:04 更新
あなた
″君個人に″取引を持ちかけに来た者だ。

そうはいったものの、上手くいくかは運次第ってとこかな~?



……はい。余裕そうな振りしてますけど、めっっっちゃ緊張してます!!!
まぁ、でも少しでも成功する確率を上げるために、余裕な振りしときます。
あなた
ニコニコ
芥川龍之介
………
あっ、待ってこれ結構キツい!!
芥川龍之介
僕に、か。
芥川龍之介
命知らずな者もいるものだな。
喋ってくれた!いきなり攻撃とかじゃなくて良かったっ!
あなた
命知らず?真逆!
あなた
僕(ぼく)は勝率の無い闘いはしない主義だよ。
ああああーーーー!!黒歴史爆誕!!僕とか言っちゃったよどうしよう!?!?
芥川龍之介
ほう?その余裕…
芥川龍之介
余程自信が在るらしい
芥川龍之介
だが、
芥川龍之介
余程の好条件で無い限り、同意は得られぬと思え。
無いです!自信ないです!!微塵も無いですよ!?!?
あなた
之は手厳しい。だけど安心して?君にとっても悪い話じゃ無いと思うよ。
芥川龍之介
言ってみろ
あなた
僕、少々当てが在ってね……
あなた
君、肺の病なんでしょ?
芥川龍之介
!?何故知ってッ!
待って地雷踏んだ??めっちゃ怒ってんじゃん!どうしよう怖い!!
あなた
まぁまぁ、落ち着いて?
落ち着け私。落ち着け私。落ち着くのよ!
あなた
君としても何とか治したいと思うんだけどねぇ……
芥川龍之介
…治せると?
あなた
そういう事♪
あなた
さて、如何する?
芥川龍之介
………
此方の条件はまだ言っていない。…相手はどう出る?
芥川龍之介
まだだ。
あなた
!
芥川龍之介
まだ、其方の条件を聴いていない。…決めるのはそれからだ。
あなた
へぇ…
芥川龍之介
言えぬのか?
うわぁ~めっちゃ疑われてるよ!そりゃあさぁ、さっきのでOKだしてたらさぁ、
後から色々吹っかけられるな~、とかは思ったけど!思っていましたけど!!
あなた
いやぁ、そんなに難しい事じゃないよ?
芥川龍之介
……
あなた
まず一つ目、
芥川龍之介
いくつも在るのか
あなた
まぁ、最後まで聞いてよ
あなた
それで一つ目は、僕が君に話した事は、誰にも話さない事。
之は凄く大事なこと。
あなた
例え家族であっても、上司でも、首領でも、動物でも、物に対してでも話してはいけない。
芥川龍之介
ほう。
あなた
で、次が最後。
芥川龍之介
二つだけか、溜めておいて
あなた
僕に色々と教えて欲しいんだ。
芥川龍之介
色々…?
あなた
そう、戦いとか、変装とかピッキングとか!
あなた
いっぱい教えて欲しいから、色々
芥川龍之介
それは、
あなた
複雑な事情が在ってね、
あなた
今はまだ話せないが…準備が必要だ。
芥川龍之介
……僕が情に流されるとでも?
あなた
真逆!勿論タダでとは言わないさ。
あなた
微量ながら、授業料は払わせて頂くよ。


これで駄目なら詰みだけど……
芥川龍之介
良いだろう。
あなた
!
あなた
フッ、取引成立だな。
あなた
では遠慮無く、
異能力_在りし日の唄…_
あなた
♪________…
芥川龍之介
!?何故歌い出しッ!
あなた
♪__________
芥川龍之介
なッ!?
私が歌い出すと突然、芥川の体が光り出した。
芥川side
芥川龍之介
……
相手は余程自信が在るようだった。
僕の病を治せると、治す当てが在ると自信満々に言い放った。
話を聞いてみると、まぁまぁの条件を吹っかけてきた。


戦い等、裏社会の技術を教えて欲しい、とのことだった。
芥川龍之介
それは、
ただ技術を学びたいのなら、ポートマフィアにでも入れば良い。

たが相手曰く、複雑な事情が在るそうだ。

僕は何を思ったのか、OKを出した。




…今思えば、あの判断は軽率だったのかもしれない。
甘い言葉には気を付けなければ。
だが、
芥川龍之介
息苦しさを、感じぬ、?
本当に、治って居るようだった。
此奴の事は、信じてもいいのか?
芥川龍之介
息苦しさを、感じぬ、?
そう不思議そうに呟く相手はの姿を見て、私は心の底から安堵した。
あなた
フフッどう?調子は
芥川龍之介
真逆、本当に治るとは
あなた
疑ってたの?酷いな~
芥川龍之介
……
相手は、申し訳なさそうに目をそらした。


いや可愛いなおい((
あなた
ま、気にしてないけど☆
芥川龍之介
おい…💢
あなた
じゃ、今日は一旦解散って事で。合うのは三日に一回ってのはどう?
あなた
場所は…
芥川龍之介
良い場所を知っている。
芥川龍之介
…着いてこい

え!ありがとう、マジ助かった!



芥川龍之介
此処だ
暫く歩くと、開けた場所に出た。
あなた
凄い…
こんな場所、私では絶対に見つけられないだろう。
芥川龍之介
フッ其方(そちら)が素か、その方が好ましいぞ。
あなた
なっ!?//
素直に関心していると、鼻で笑われ、爆弾発言をされた。
何だ此奴、顔が良いッ!!
あなた
此処?
話を逸らした。
芥川龍之介
ああ、此処は広いし周りに建物もない。
芥川龍之介
訓練には打ってつけだろう。
あなた
へぇ…いいね
改めてみると良いところだ。


土管のような物があったり、地面がデコボコだが、そこもいい訓練だろう。
あなた
じゃあ此処集合ね!時間は夜11時以降!
あなた
明日はいける?
芥川龍之介
明日は無理だ。
芥川龍之介
明後日なら…
あなた
よし!じゃあ明後日からにしよう。
あなた
あっ!そうだ、連絡先交換しよ!
芥川龍之介
何故…
あなた
いや~しといた方が便利かなって
芥川龍之介
…
あなた
無言は肯定と捉えまーす。
芥川は、渋々といった感じで、連絡先を交換してくれた。
あなた
じゃ、また明後日ね~!
そう言って私は、その場を離れた。
芥川side
芥川龍之介
……
そのままぼんやりと、彼奴の走って行った方向を見詰めてしまっていた。
芥川龍之介
っ////
歌っているときの彼奴を、取引後の彼奴を、
少し可愛いと思ってしまった僕がいた。
芥川龍之介
調子が狂う奴だ/
そんなことを呟き、僕も家へと帰った。
異能力名_在りし日の唄_


能力
歌うことで、あらゆる状態異常を治す事が出来る。

備考
感情を込めることで、能力が少しupする。

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