そうはいったものの、上手くいくかは運次第ってとこかな~?
……はい。余裕そうな振りしてますけど、めっっっちゃ緊張してます!!!
まぁ、でも少しでも成功する確率を上げるために、余裕な振りしときます。
あっ、待ってこれ結構キツい!!
喋ってくれた!いきなり攻撃とかじゃなくて良かったっ!
ああああーーーー!!黒歴史爆誕!!僕とか言っちゃったよどうしよう!?!?
無いです!自信ないです!!微塵も無いですよ!?!?
待って地雷踏んだ??めっちゃ怒ってんじゃん!どうしよう怖い!!
落ち着け私。落ち着け私。落ち着くのよ!
此方の条件はまだ言っていない。…相手はどう出る?
うわぁ~めっちゃ疑われてるよ!そりゃあさぁ、さっきのでOKだしてたらさぁ、
後から色々吹っかけられるな~、とかは思ったけど!思っていましたけど!!
之は凄く大事なこと。
これで駄目なら詰みだけど……
異能力_在りし日の唄…_
私が歌い出すと突然、芥川の体が光り出した。
芥川side
相手は余程自信が在るようだった。
僕の病を治せると、治す当てが在ると自信満々に言い放った。
話を聞いてみると、まぁまぁの条件を吹っかけてきた。
戦い等、裏社会の技術を教えて欲しい、とのことだった。
ただ技術を学びたいのなら、ポートマフィアにでも入れば良い。
たが相手曰く、複雑な事情が在るそうだ。
僕は何を思ったのか、OKを出した。
…今思えば、あの判断は軽率だったのかもしれない。
甘い言葉には気を付けなければ。
だが、
本当に、治って居るようだった。
此奴の事は、信じてもいいのか?
そう不思議そうに呟く相手はの姿を見て、私は心の底から安堵した。
相手は、申し訳なさそうに目をそらした。
いや可愛いなおい((
え!ありがとう、マジ助かった!
暫く歩くと、開けた場所に出た。
こんな場所、私では絶対に見つけられないだろう。
素直に関心していると、鼻で笑われ、爆弾発言をされた。
何だ此奴、顔が良いッ!!
話を逸らした。
改めてみると良いところだ。
土管のような物があったり、地面がデコボコだが、そこもいい訓練だろう。
芥川は、渋々といった感じで、連絡先を交換してくれた。
そう言って私は、その場を離れた。
芥川side
そのままぼんやりと、彼奴の走って行った方向を見詰めてしまっていた。
歌っているときの彼奴を、取引後の彼奴を、
少し可愛いと思ってしまった僕がいた。
そんなことを呟き、僕も家へと帰った。
異能力名_在りし日の唄_
能力
歌うことで、あらゆる状態異常を治す事が出来る。
備考
感情を込めることで、能力が少しupする。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。