2人と遊ぶ約束をした休日。
遅刻する事のないように
いつも気をつけて
早めに家を出るのに
その日に限って、
寝坊をした上、
自転車がパンクしていた。
トラブル続きで
待ち合わせ時間に
1時間と少し、遅れてしまった。
2人の思いやりにじんわりきながら、
僕は急いだ。
そして、たどり着いた、
待ち合わせ場所。
2人には、
カフェで待っていて
とお願いしていた。
言っていた時間よりはやく着いた。
待ってくれている2人をみつけ、
驚かそうと声をかけようとした時。。
2人の会話をきいてしまう。
2人には何か秘密がある。
知ってるんだから
話してほしい。
僕はもう現場をおさえた!
今しかないんだ!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。