第28話

香澄ちゃんの場合7
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2020/05/10 05:10
2人と遊ぶ約束をした休日。

遅刻する事のないように
いつも気をつけて
早めに家を出るのに
その日に限って、
寝坊をした上、
自転車がパンクしていた。

トラブル続きで
待ち合わせ時間に
1時間と少し、遅れてしまった。
佐藤 始
気をつけてこいよ。
山神 香澄
私たち、待ってるから!
2人の思いやりにじんわりきながら、
僕は急いだ。
そして、たどり着いた、
待ち合わせ場所。
2人には、
カフェで待っていて
とお願いしていた。

言っていた時間よりはやく着いた。

待ってくれている2人をみつけ、
驚かそうと声をかけようとした時。。

2人の会話をきいてしまう。
山神 香澄
わたし、やっぱり、
本気で好きだから
どうしよう。
これ以上、黙っているの辛い。
佐藤 始
そんなこと言ったって、、、。
山神 香澄
良い奴すぎるもん。
だから、、、
佐藤 始
余計傷つくとおもうよ、、
山神 香澄
私たちのことひょっとしたら。。。
佐藤 始
理解して
受け入れてくれるって??
山神 香澄
ありえないよね、、、
佐藤 始
うん、、、
何の話、、?
山神 香澄
うわっっつ。
あ、、、お、、はよう。
大丈夫??!
早かったね。
2人には何か秘密がある。
知ってるんだから
話してほしい。
僕はもう現場をおさえた!
今しかないんだ!!

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