中高一貫校の6年制の学校です
ヨンジェさんが女体化してます
夢主がモブ生徒として登場します
_ショッピングモールにて_
ギョンミンは自身の姉であるヨンジェと共に雑貨店を見て回っていた。
思わず目が点になった。
目の前で不服そうにするのは、2年生のギョンミン。
昼休みなので使われてない空き教室に集まってランチをしていたのだが、この中で最年少のギョンミンがポツリと呟いた言葉で俺達3年生がざわめいた。
一番でかいリアクションを取ったのは俺の同級生のジフン。
始めこそ膝を叩いて大笑いしてたけど、だんだんガチで顔が引きつってきていた。
さらっと恐ろしい事を口に出しやがったのはクラスメイトのハンジン。
彼は中国人だから仕方ないとして…
「まぁ相手がヨンジェ程の美人なら仕方ない」と、更に恐ろしい事を言い出した。
彼こそは4年生のドフン。ヨンジェ先輩の同級生だ。
やっと話を聞いてくるそうな人が現れた。
5年生のシニュ。彼は面倒見が良い。
ギョンミナは観念したのか、机に突伏した。
そしてポツポツと話し始めた。
店内で堂々と、ブチューっといったと。
3年生の俺達が笑うに笑えないでいる一方で、上級生の2人はやはりズレていた。
ギョンミナは悲しそうに「上書きしてくれる恋人も居ないしなぁ」と呟いた。相当ショックを受けたらしい。
まるで「ウェットティッシュ貸してあげようか」みたいな感じでそう言ったのはシニュだ。
ギョンミンは返事もせずにピシリと固まってしまい、ハンジンはグーグルで「してあげようか」の意味を検索し出した。
ドフンはよくわからん表情でいちごミルクのパックを飲んでいる。
ジフンは自身のお姉様とキスした所を想像してトイレまで吐きに行った。
そう言ってギョンミンを引っ張って抱き寄せた。
図らずもシニュの膝の上に乗る形になり、ギョンミンはびっくりして目を見開いた。
シニュの大きな手がギョンミンの顎を捕らえる。
抵抗する間もなく、2人の唇が重な…__
耳を赤くしたギョンミンがシニュの手から逃れ、顔を天井に向かって上げてしまったのだ。
シニュがこっちを向けと言っても、「だってだって」と躊躇して顔を下げようとしない。
すると、俺の視界の端で動く影があった。
彼はいちごミルクのパックを机の上に置くと、徐に立ち上がった。
そしてシニュの席の背後、ギョンミンの真正面に来た。
ドフンはギョンミンのほっぺを片手で挟むと、突き出された唇にかぶり付いた。
その瞬間、顔を赤くしたハンジンが乙女みたいな悲鳴を上げて教室から逃げて行った。
俺は固まったまま動けなくなった。
ドフンは角度を変えながらギョンミンの唇を楽しんでるように見えた。これは遊び慣れてる人にしか出来ないディープなキスだ。
シニュは笑いながら、ビクビクと震えるギョンミンの首筋に吸い付いた。
白くて薄い皮膚に赤い跡が残り、そこにまた唇を落とす。
ギョンミンが仰け反って逃げようとすると、少し乱暴に引き寄せた。
悲鳴を上げることもできず、ギョンミンの口からはか細い拒絶が漏れた。
やっとの事でドフンの胸元を叩くと、ちゅっと水音を立ててドフンの唇が離れた。
はふはふと酸素を吸うギョンミンの目は潤んでいて、心なしか見惚れたようにドフンを見ていた。
まるでお仕置きとばかりにドフンの舌がギョンミンの口の中に侵入した。
鼻にかかったような甘い声が聞こえる。
シニュはギョンミンの首筋から唇を離した。首筋には沢山のキスマークが付いている。
そのうちの一つを指先で撫でながらギョンミンに問いかけた。
ギョンミンは一生懸命に頷いた。
「降ろしてください」と泣きそうになりながら懇願している。
それでも2人のヒョンは「本当か?」等とからかい続け、一向にギョンミンを離す気配がない。
俺はやっとの事でそう言った。
シニュとドフンは俺のことを怪訝そうに見ている。
「上書きしてあげただけですが何か」とでも言いたげだった。
コイツらイカれてるに違いないと思い、俺は教室から逃げ出した。
ヨンジェ先輩にちくってやる


















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。