しばらくすると、ヒソカは私を解放してくれた
『ちょっと優しいのかも』と思った私はバカだった
私の服に盗聴器が付いていたらしい
と、合流したキルアが教えてくれた
「あの野郎、次会ったら殺す」
ヒソカの所から戻ると、キルアの他に3人いた
男の子は元気な声でそう言った
身長はキルアと同じくらいかな
私がそう言うと、小さな声で「うるせ」と返した
キルアとしては精一杯の反抗なのだろうが、赤面した表情はその言葉と反対の気持ちであることを意味していた
この人は落ち着いている様子
大人だなと思いながらも、見た目から私と同じくらいであると分かる
ちょっとからかってみると、反応は子供っぽい
見た目の割には、少し子供っぽいとこもあるのかな
皆とは、時間もかからずすぐ仲良くなった
試験の中で「仲間」という存在は大事だ
一人でいるよりも情報が多く入るし、協力も出来る
でも、"ただそれだけの関係"だ。
仲間にそれ以上は求めない
仲間だからって頼ってはいけない
仲間だからって信じてはいけない
自分の事は自分で守る
母にはそう教わったから
♡♡♡
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。