side無し
思ってもいなかった発言にふたりが声を上げる。
勝手に進む話に2人は納得がいかなく抗議する。
二人の言い合いはどんどん大きな声になっていき、部屋中に響き渡る。もちろんそんなことし続けてら怒られるのは目に見えていて
家の主。藤原が怒った。
元気な最年少は平和解決と題して、ジャンケンを提案した。何を思ってたのか大橋の隣になる権利を得られるジャンケンに参加する気満々だった。
元気よく喋りながら右手を前にぶんぶんと振る。
この言葉に続くはずの言葉はもうひとつの言葉によって掻き消えた。
あわあわしながらも伝える言葉は意思あるもので、しっかり片手を前に出してジャンケンに参加する気満々だった。
ライバルが減ろうと、複数人でのじゃんけんは勝敗が付きづらく、何度かのあいこの末、勝利を手にした一人の男が決まったのであった。
4人がじゃんけんをしている中、取り残された藤原はふと大橋の方を見る。
いつの間にやらまた高橋とゲームをしている。大橋を見て、過去の記憶と連想される。




















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。