第4話

HappyEND…?(死ネタ有り
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2025/01/11 02:15 更新
「、、、、、、ッ、、、」

聖火競技場で胸から血を流し、横たわるキィニチ、
周りにいる避難者が距離をとって心配そうに見つめている、
しかし彼の傍にいる人物、いや、龍がいた、

「キィニチ、俺様はお前に死んで欲しいなんて言ったが、こんな死は望んでねぇ、」

そう言いつつも、この龍は情が湧いてしまっただけなのだ
悲惨な死を迎えるという『廻焔』の後継者、その者を救いたくなってしまった。

「キィニチ、」

「アハウ、もういい、『廻焔』の後継者として、やれることはやった、」

そこまで言って、キィニチは動かなくなった、
命の灯火が弱まる様に、体が冷たくなっていく、

「キィニチ、!!」

アハウは叫んだ、何度も何度も従者の名を呼ぶ、しかし応えることは無い、

「、、キィニチ、、死ぬんじゃねぇよ、」




その男は目を覚ます、周りを囲うのは見覚えのある者ばかりだ、ムアラニ、カチーナ、シロネン、チャスカ、イアンサ、オロルン、シトラリ、そして炎神マーヴィカ



ただ、何処を見回しても居ない存在がいた、

「アハウ、、?」

周りの空気が重くなった気がする、

「キィニチ、言いにくいんだけどさ、アハウは、、、」


何が起こったか、それはアハウがキィニチの為に命を使い、アハウはそのまま、という物だった、

事の顛末を聞いたキィニチは信じることが出来なかった、
ただ、アハウの燃素を体に感じる事が証拠だということを物語っていた。

「ウチらが駆け付けた時、アハウはこう言ってたよ、
【俺様の従者を宜しく頼むぞ、我が従者の旧友よ。】って、自分の魂をキィニチに捧げたんだろうね、ウチらは止めれなかった、もうその時アハウはほぼ自分の魂を使い切ってた、」

キィニチはぼろぼろと涙を零した、こんなに泣いたのは何時ぶりだろうか、鬱陶しい存在ではあったが、孤独を埋めてくれる唯一の存在でもあったアハウを失ってしまった。それも、己の不甲斐なさから来たものだ。







キィニチは決めた。アハウが犠牲になって生かせてくれたこの魂を、無駄にするわけにはいかない。
アビスを殲滅し、ナタに平和を。戦争を終わらせる。
やれる事を、全てやる。


「炎の魔神、ハボリムの名において、夜猟者の戦争の開幕を告げる。終戦まで、反魂の詩があらゆる命を守る事を誓おう!」












end[1]
貴方を失っても。









「また。2人を救えなかった。」






「2人を救うのは、俺がやらなきゃ。」




「何度繰り返しても、、」






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