キーンコーンカーンコーン♪
SHL中は流石に起きとかないとやばいので
しゃあなし起こしてやるか
廊下も教室も、めっちゃ騒がしい
だって笑
ここからが結構大変で
さっきの女の子の如く
「学校のイケメンがみんな集まってる!」
って騒ぎながら囲まれちゃって
俺はいつアイドルになったんだよ笑
肩めっちゃ思いっきり殴られてまあまあ痛いけど
囲まれたときに体力使いすぎて
もう何も言い返せない笑
一番近所のカラオケ店に入って
今部屋は入ったとこ
曲名が画面に映し出される
「幾億光年」
この曲は、元々2個前の元カノが歌ってて
その時に、なんか歌詞が響いて
曲調も好きで
音は高いけど笑
俺が歌い始めると
なんか光成以外「え?」って顔をしてて
俺も「え?」って感じなんだけど?笑
そのあと、ちゃんとみんな順番通り回して
次は尚大の番
そう言いながらも、デンモクをピッピやっている
手が止まって、尚大が画面を見る
その画面に曲名が表示される
「あたしを彼女にしたいなら」
おぉ、意外とこういう曲選ぶんだ
尚大が歌い始めると、俺を含め
青木さん以外、めっちゃびっくりしている
尚大、こんな歌うまかったんだ…
さすがに原曲キーではないけど
……いやいやいや、そんなことない
うん、こいつはあくまで、クラスメイト
「どうする?言ってもいいのか?」
って、尚大に目で訴える
「いいんじゃない?」
みたいな返事が返ってきたので
(電話の音)♪
そう言って、ちょっと歩いたとき
ちなみに?の方は、少年忍者の誰かです!
誰かは分かりませんが
スポットライトを当ててくださり
ありがとうございます!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!