第8話

第7話
789
2024/06/27 10:32















キーンコーンカーンコーン♪




黒田光輝
よっしゃぁ!やっと帰れる!
檜山光成
今日お前なんかあったっけ?
黒田光輝
え?特にないけど時間割がハードすぎた笑
檜山光成
まぁ、起きとかなきゃめっちゃ怒られる現国やって
体育で体動かして、最後いつでも眠くなる公共だもんな~笑
黒田光輝
公共ギリ起きてた俺偉くね?
檜山光成
はいはい偉い偉い
黒田光輝
テキトーすぎん?笑
檜山光成
いや、いつもこんな感じよ?笑
おりは安定で寝てたな笑
黒田光輝
何なら今も寝てるしな笑





SHL中は流石に起きとかないとやばいので




しゃあなし起こしてやるか




黒田光輝
尚大~、起きて~
織山尚大
...ん...
黒田光輝
もうすぐSHL始まるよ~
織山尚大
...もうそんな時間?
黒田光輝
そうだよ~
てか、俺が起こした時いっつもそれ言ってんね笑
織山尚大
...いや、普通にそんな寝た感じなくて
黒田光輝
それはそれで大丈夫か?笑
織山尚大
ん、大丈夫
黒田光輝
あ、今日一緒に帰ろうよ!
なんか青木さんも一緒らしいし!
織山尚大
んー、いいよ、そんな遅くならないなら
黒田光輝
光成!尚大も今日一緒に帰っていい?
檜山光成
え、いいけど、珍しいね
黒田光輝
いいじゃん!青木さんいるし!
檜山光成
まあね笑
てか、お前ちゃんと漫画返せよ?笑
黒田光輝
うわー、忘れそう笑
檜山光成
おい!
黒田光輝
忘れてたらLINEして!
檜山光成
んー、俺も覚えてたらね
織山尚大
先帰るよ〜
黒田光輝
待って待って〜!笑
檜山光成
おいてくなって〜!笑
黒田光輝
なんかこれ朝もやったな笑
川﨑星輝
黒田さーん!
黒田光輝
ん?え?星輝?
川﨑星輝
と、
川﨑皇輝
どうも
黒田光輝
え?どゆこと?
青木滉平
なんか、僕についてきちゃった笑
川﨑星輝
です!





廊下も教室も、めっちゃ騒がしい




他クラスの女子A
学校中のイケメン勢揃い!





だって笑




織山尚大
一回外出よ、ここうるさい
青木滉平
そだね
黒田光輝
早く帰ろー!
川﨑星輝
おー!





ここからが結構大変で




さっきの女の子の如く




「学校のイケメンがみんな集まってる!」




って騒ぎながら囲まれちゃって




俺はいつアイドルになったんだよ笑




織山尚大
もう一生囲まれたくない...
黒田光輝
右に同じく...笑
檜山光成
お前は笑ってんじゃん!笑





肩めっちゃ思いっきり殴られてまあまあ痛いけど




囲まれたときに体力使いすぎて




もう何も言い返せない笑




川﨑皇輝
まさか、星輝がイケメンとは思わなかった笑
川﨑星輝
おぉい!笑
青木滉平
いや、星輝くんより僕でしょ!
川﨑皇輝
いや、青木くんはイケメン!
織山尚大
イケメンはイケメンでも可愛い担当のイケメンね
檜山光成
あれよ、光輝と正反対の人笑
黒田光輝
それ褒めてんの?けなしてんの?笑
檜山光成
褒めてる褒めてる!笑
川﨑星輝
せっかくなんで、みんなでどっか行きません?
檜山光成
いいね!どこ行く?
黒田光輝
はーい!俺久しぶりにカラオケ行きたい!
川﨑皇輝
おー!いいねカラオケ!
檜山光成
行くのはいいけど、みんなちゃんと一回は歌えよ?笑
黒田光輝
特に尚大と青木さんね
檜山光成
確かに青木さんはずっとタンバリン持ってそう笑
青木滉平
おりに限っては何もしないけどね笑
織山尚大
だって、聞いてるだけで十分
黒田光輝
とりまカラオケ行こー!
川﨑星輝
おー!










一番近所のカラオケ店に入って




今部屋は入ったとこ




黒田光輝
誰から歌う?
檜山光成
そりゃ言い出したお前からだろ笑
川﨑星輝
何歌うんですか?
黒田光輝
だからタメでいいよ、星輝!
青木滉平
で、何歌うの?
黒田光輝
どうしよ、歌える曲履歴から遡ろっかな?
川﨑星輝
はーい、曲入れるやつ~笑
黒田光輝
これ名前何なんだろうね笑
川﨑皇輝
デンモクじゃない?
川﨑星輝
あー!それだ!笑
黒田光輝
へー、...あ、これなら歌えるわ
檜山光成
...あー、お前これ好きだな笑
黒田光輝
だって曲調好きなんだもん!





曲名が画面に映し出される









「幾億光年」









この曲は、元々2個前の元カノが歌ってて




その時に、なんか歌詞が響いて




曲調も好きで




音は高いけど笑









俺が歌い始めると




なんか光成以外「え?」って顔をしてて




俺も「え?」って感じなんだけど?笑









青木滉平
え、うま!笑
川﨑皇輝
なんか、意外かも笑
川﨑星輝
女の子がおちる理由が分かったかも笑
檜山光成
黒田光輝
俺うまいなんて言われたことないんだけど...?
檜山光成
言ってなかったからね
黒田光輝
もっと早く教えろよ!笑
檜山光成
教えたらすぐ調子乗るだろ!笑
黒田光輝
それはそうだけど!笑
織山尚大
認めんのかよ笑
黒田光輝
はい!
俺歌ったから、マイク時計回りに回してこ!
川﨑星輝
え、俺?
このあと歌うのは無理!
川﨑皇輝
大丈夫、みんなそう思ってる!
川﨑星輝
えー、じゃあ…




















そのあと、ちゃんとみんな順番通り回して




次は尚大の番




青木滉平
何歌う?
織山尚大
まさかちゃんと回ってくると思わなかった…





そう言いながらも、デンモクをピッピやっている




手が止まって、尚大が画面を見る




その画面に曲名が表示される









「あたしを彼女にしたいなら」









おぉ、意外とこういう曲選ぶんだ




尚大が歌い始めると、俺を含め




青木さん以外、めっちゃびっくりしている




尚大、こんな歌うまかったんだ…




さすがに原曲キーではないけど




織山尚大
君が今、持っている
織山尚大
恋心
織山尚大
返却するなら今のうちよ





……いやいやいや、そんなことない




うん、こいつはあくまで、クラスメイト









川﨑星輝
…カップル二人して歌うますぎ…
黒田光輝
あー、





「どうする?言ってもいいのか?」




って、尚大に目で訴える




織山尚大
ん、





「いいんじゃない?」




みたいな返事が返ってきたので




黒田光輝
星輝、そのことなんだけど
俺たち、付き合ってないんだよね〜
川﨑星輝
へー、えー!
黒田光輝
やっぱ時差エグいね笑
川﨑星輝
え、じゃあなんで?
織山尚大
俺が頼んだの、
ノリで告ってくるやつが面倒になって
川﨑皇輝
へー、でもなんか、スッキリしたかも
黒田光輝
なんで?
川﨑皇輝
この2人、付き合うか?っていうのが朝聞いたときからあったから
川﨑星輝
教えろよ~!笑





(電話の音)♪




檜山光成
あ、はい
檜山光成
...あ、分かりました、はーい
檜山光成
部屋出ろって~
黒田光輝
もうそんな経った?
青木滉平
経ったね~
川﨑星輝
はっやーい!
檜山光成
ね~
黒田光輝
とりま部屋出て、
俺みんな退いてくれないと出れないんよ笑
青木滉平
あーごめんね?ちょっと待って~
黒田光輝
あ、ゆっくりでいいよ?笑
青木滉平
あ、ありがと
織山尚大
あ、青木、そのブレザー俺の
青木滉平
え、あー、ごめん忘れてた笑
黒田光輝
あ!尚大、俺のブレザー返して~
織山尚大
あー、はい
青木滉平
ありがと!
織山尚大
ん、
黒田光輝
おし、帰るか!





そう言って、ちょっと歩いたとき




あれ?黒ちゃん?




















ちなみに?の方は、少年忍者の誰かです!









誰かは分かりませんが



スポットライトを当ててくださり



ありがとうございます!









プリ小説オーディオドラマ