『えーっと、大体はこんな感じです…!あとは青城バレー部は基本的に月曜日がオフになってます_______________』
ひと通り説明が終わってから徹くんたちのところに戻った。
『徹くーん!』
及川「あなた!1年生どうだった?」
『みんな説明よく聞いてくれて助かったよ!あと説明も落ち着いて出来ました……!』
及川「あなたなりの進歩だねっ!」
そう言って私の頭に手を置き優しく撫でてくれた。
『うん……!ありがとう!』
及川「いいえ!ニコッ (平常心平常心………!)」
『んじゃあ私ビブス取りに行って来るね!』
及川「うん!よろしく!」
徹くん私のこと妹みたいに思ってるのかな……?
お兄ちゃんに見えなくもない……?かも?
及川「はいみんな休憩終了ー!次サーブ練習行くよっ!……って、なんかまっきー達怒ってる……?」
花巻「怒ってる、
……なんだあの頭ポンポンは!!」
及川「え?」
松川「抜け駆けってか?」
岩泉「クソ川てめぇ覚悟は出来てんだろうな……」
及川「い、岩ちゃん怖いよ…!?_________ぎゃああ゙ぁ!」
この後、徹くんの姿を見たものはいなかったとか……。
及川「あなた!?及川さん生きてるから!誰!?こんなカンペあなたに渡したの!!!」
松川「なでなで1回の罪は重いからね」
及川「ごめんってば!!」
「「「(俺も撫でたい……。)」」」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。