双子を妊娠してると分かってから
10数ヶ月。
今月は、臨月に入ってます。
虹空は、のんちゃん達が見てくれてるみたい。
ほんとありがたいね。
うちと望の子なのに皆で見てくれてるなんて。
ほんま感謝感激雨嵐やわ←
~それから数日後~
「痛いッ」
【大丈夫ですよ〜】
「痛いですぅ😭」
【はい、ゆっくり息を吸って〜】
「スゥー」
【はい、吐いて〜】
「フゥー」
【はーい、もう一度ゆっくり〜】
「スゥー」
【はーい、ゆっくり吐いて〜】
「フゥー」
【はい、分娩室行きましょうか】
「はい😭」
陣痛って何回経験しても痛いね。笑
でも、この子達に会えるなら頑張れる。
そんなママが多いと思います。
うちもその気持ちわかるかも。笑
〝はーい、あなたさーん〟
「はいッ」
〝産みますよ〜〟
「分かりましたッ」
〝はい、吸ってー〟
「スゥー」
〝はい! 力んで!!〟
「ンー!!」
〝はい、もう1回吸ってー〟
「スゥー」
〝力んで!〟
「ンー!!」
この、吸って力んでを数回ほど繰り返し続けて
10数分後
〝1人目のお子さんの頭が見えましたよー〟
「ほんとですか?」
〝ほんとですよ〜。はい、吸ってー〟
「スゥー」
〝はい!今まで以上に力んで!〟
「ンーー!!!!」
«オギャー!オギャー!オギャー!»
「産まれた😭」
〝あと一人はそんなに時間かからないと思うよー〟
「分かりましたッ」
〝はい、吸ってー〟
「スゥー」
〝力んで!〟
「ンー!!」
また、その繰り返しを続けて数分後
〝はい、2人目のお子さんの頭が見えましたよー〟
「あと1回くらい力んだら出てきますか?」
〝うん、そうだね。よし、あと1回頑張るよー?〟
「はいッ」
〝はい、吸ってー〟
「スゥー」
〝はい!思いっきり力んで!〟
「ンー!!!!」
«オギャー!オギャー!オギャー!»
「2人目も産まれた😭」
〝あなたさん、よく頑張ったね〟
「ありがとうございました😢」
〝2人とも元気な男の子だね。おめでとう〟
「ありがとうございました!」
〝看護師さんよ、旦那さん達にも伝えといてくれ〟
【分かりました】
「ほんとにありがとうございました!」
〝また部屋にこの子達、連れていくから一旦バイバイね〟
「はい!」
こーして、無事に2人とも産むことが出来ました。
のんちゃん達は分娩室の外にいたみたい。笑
((次の話でみんなサイド書きます。By.作者
また名前考えなきゃ笑
よーし、張り切っちゃうぞ!笑
2人とも。
ママ達の元に産まれてきてくれてほんとにありがと。
たくさんの愛情で育てるからね。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。