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第4話

B l u e 🐺
「 のぞむっ、 」



望「 なに、走ってきて。 」





珍し、なんて言って笑っとるけど、俺はその状態じゃない。








「 また見られたあッ … 」



望「 は?また?



はあ … 」





「 しゃあないやん!

相手が勝手に顔近づけてくんねんもん! 」





望「 まず体育館裏に男女二人きりでおることがおかしいねん。


女テニの部室、そこの近くなんやから、
あなた通るの当たり前やん! 」





望「 えー加減にせんと、あなた、悲しむで? 」





「 … べつに、悲しんでへんやろ 」





… こんな兄やもん。




呆れてるんちゃう?


悲しむどころか、兄がこんなんで恥ずかしいやろ、






望「 兄がそんなんやから、妹もタラシになんねん 」




「 わかっとるしい、、 」





望「 はあ、、笑笑


ま、鈍感やし、な? 」






鈍感ちゃうよ。?




「 鈍感ちゃう、おれ、望の好きな人わかるもん 」







妹の好きな人は、望。




望の好きな人が妹やったら良かったんやけどな … ?









「 成海 さき 、やろ? 」








サッカー部のマネージャーで、望と仲ええねん。



それだけならええんやけどな、






… あなた、成海のこと大好きやねん。


先輩に好かれるあなたやけど、成海のこと一番好きな先輩言うて、笑笑





… ほんま、




「 ふくざつ、 」





望「 え?なんか言った?



てか、成海は、気になってるくらいやで? そんな、好きとかちゃうよ 」






… お前の方がよっぽど鈍感やん。







望がぼーっとしとる時は、大抵、



成海が視線の先におるし。


お前、俺と話しとるより、成海と話しとる時の方が楽しそうやねんで?笑笑









… あー、あなた、かわいそ。









まあ、こればかりは、しゃあないけど … な









「 俺にはどうにも出来へんもんなあ、 」





望「 … え? 」





「 んーん。成海とお幸せに 」



望「 まだすき言うてないよ!? 」










… やっぱり、恋なんてするもんじゃない。





初恋が終わってから、俺は恋愛が怖くなってん、きっと … 、




あなたも同じ。






やけど、望に恋したからな、あいつ。





… また、傷つくだけなのに。
















望「 … 流星は? 」




「 … 俺の恋はもう終わった。


おれ、恋なんて出来へんもん 笑笑 」










… 俺の恋は、終わったんや。