涼「やべぇ緊張が収まんねぇ……」
爽「そんな気にすんなよ、お前過去問割と
解けてたし」
「俺でもいけんだから大丈夫だよ」
涼「でも俺…一応経歴に傷を」
爽「関係ないって」
「ここの大学は意欲ある子を求めてるし
面接とかもあるからそこで本来の自分を
見せつけてやれば大丈夫」
「頑張ってこいよ、俺近くのカフェにいるから」
涼「……おう」
そう言い涼は俺に軽く手を振って
試験会場の大学へと向かっていった
さーって俺も勉強するか、怠れないし
そう思いながら近くのカフェに立ち寄り
窓際の席から大学を眺めてた
涼「やべぇ…俺終わったわ」
爽「戻ってきてからそれしか言わねぇじゃん」
「奢ってやるから好きな物飲めって」
涼「今そんな気分じゃない……」
爽「あっそ」
涼は戻ってきてから碇ケ○ジのようなポーズを
取りながら絶望していた
奢るってんのに断りやがって……
人の気遣いをなんだと思ってんだこのクソ野郎
爽「もう受けてきて結果も変わんねぇだから
諦めろって」
涼「もう決まってるやつはいいよな」
爽「なんだ妬みか」
そう言いながら結局いちごタピオカミルクティー
を頼んだ
結局飲むじゃねーかよ
爽「まぁ結果は2週間後だろ?そこまで気楽に__」
涼「行けるわけねぇだろ、頭いかれてんのか」
爽「はぁ?お前なぁ、だが勉強教えてやったと__」
2人の会話が盛り上がってきてた時だった
あの そう申し訳なさそうな声が
こちらに向かってきてた
店員「他のお客様もいますので
もう少しボリュームを」
2人「す、すみません」
爽「お前があんなこと言い始めるから」
涼「言い出しっぺお前な」
あの後涼の飲み物が届いたのと同時に
外へ出た
涼「あと2週間なんて心臓もたねぇよ」
爽「決まったら担任に思いっきり言いに行こうぜ」
「泡吹かせてやろ」
涼「なんでお前の方が楽しそうなんだよ」
爽「いいだろ?別に」
「誰が楽しんだって変わんねぇよ」
そんな会話しながら涼の家に2人で向かった
涼「お前完璧に居座ってんな」
俺は冬休みというか学校に行くにしても
こいつの家にずっと住んでる
親の了承済み
爽「いいだろ、迷惑かけてないんだし」
涼「電気代とか気にしろよ」
たく、そ言いながらも俺の分も作ってくれる
なんやかんや言っていいやつ
爽「今も湊のこと好きなのか」
そう聞くとこいつは食べてたもんを吹き出した
爽「きったねっ!」
涼「お前のせいだろ、バカッ!」
爽「いやいや、吹き出したのお前」
「んでどうなのよ」
あいつは顔をリンゴみたいに赤く染めて
顔を逸らしながら
涼「……好きに決まってんだろ……」
爽「……そ」
俺はそれが聞けてすごく嬉しかった
そしてそれから2週間たった合格発表の日が__
涼「やべぇ俺死ぬ」
爽「骨は拾ってやる」
涼「死ぬ前提やめろ」
_____やってきた












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。