第17話

ディノの嫉妬は世界を救う?
576
2024/02/24 12:17
ディノside


僕は今、少し嫉妬している…!


だって…
ジュン
まさかこのメンバーで行くとはね!笑
ホシ
新鮮だぁ!!
だって、96’だけで旅行に行くらしいから…!


そんなの聞いてないし、ウォヌヒョンがいなくなるのは寂しい…!


しかも、ウォヌヒョンをヒョンたちに取られるのが嫌だ…!
ウォヌ
ディノー、ごめんね?
僕が少し不機嫌なのがわかったのか、ウォヌヒョンが話しかけてくる。


別に仕方ないから…。
ディノ
大丈夫です
仕方ないことだし、僕なんかが文句を言える立場じゃない…!


でも、すごく羨ましい…!
ウォヌ
怒ってるよね…?ごめん、俺が伝えなかったから
僕が聞いてなかったのは、ウォヌヒョンの伝え忘れだったみたいだ。


別に、忘れることなんて誰にでもあるから…。
ディノ
楽しんできてくださいね
僕はそのまま自分の部屋へ戻った。


今あそこにいても、絶対ウォヌヒョンに当たってしまうから…。


ウォヌside
ホシ
ウォヌ!なんでそんなに元気ないの!
ディノが部屋へ戻ってから、数時間が経った。

96’で旅行に行けるのはすごく嬉しいけど、ディノに悲しい思いをさせている…。
ウォヌ
ディノを悲しい気持ちにさせてしまった
俺が言い忘れていたのが悪いし、こーゆうことはちゃんと報告しよう!って話をしてたのに…。


だいぶやらかしている。
ホシ
あー、ディノかぁ…。1週間くらいいなくなるもんね
2、3日ならまだしも1週間だから…。
ウォヌ
ちゃんと伝えてなくて、結果的にディノのこと悲しい気持ちにさせてる
旅行は明日からだし、このまま話せなくなったら次会うのは1週間後になってしまう。


こんなの絶対よくないけど…、今までこーゆうことになったことがなかったからどーしたらいいかわからなくなっている…。
ホシ
やー!!そーゆうのはちゃんと話し合いしないと!
ウォヌ
だよね
このまま、1週間も会えなくなるのは俺が辛い。


ディノと話をしてこよう…!


俺はリビングをあとにして、ディノの部屋へと向かった。


ディノside
ディノ
はぁ…
明日からウォヌヒョンは旅行に行っちゃうのに、僕はこんなところで何をしてるんだろ…。


僕がリビングを出てから、数時間が経過していた。
ディノ
もうこんな時間なんだ…
気づけばあと2時間もしたら、次の日になってしまう時間だ。


ウォヌヒョンたちは早くから宿舎を出て、飛行機に乗るらしいからきっとそろそろ寝るんだろうな…。


1週間も会えないのに、ほんと何してるんだろ…。



それでも、リビングへ行けないのは行ったら感情的になってウォヌヒョンを傷つけてしまうと思ったから…。
ディノ
僕のばか…
会いたいのに、会いに行きたくないなんて意地っ張りになる。


ほんと、子供っぽいよね…。



コンコンコン
ウォヌ
ディノ…、入るよ
ドアをノックされたと思ったら、相手はウォヌヒョンだった…!
ウォヌ
ディノ、ごめんね…?俺がちゃんと伝えてなかったのが悪い
ディノ
気にしないでください…。僕は大丈夫なので
本音とは真逆のことが出てくる。


ウォヌヒョンを心配させたくなくて出てくる嘘の言葉。


こーゆう時に、素直になれるのが1番いいんだけどなぁ…。
ウォヌ
ディノ、ちゃんと俺の方見て?
そーいって、顔を覗かせてくるウォヌヒョン。


今、それをされたらだめだ…。
ウォヌ
泣いてるの…?
僕の目からはなぜか涙が流れてきた。


ウォヌヒョンに見られたくなくて俯きながら話をしてたのに…。


バレたら意味が無い。
ウォヌ
ディノ…、おいで
そーいって、僕の前で両手を広げてくるウォヌヒョン。


僕はこの人にほんとに甘えてばかりだな…。
ディノ
ウォヌヒョン…泣
この涙の止め方を僕は知らなかった。


だから、ウォヌヒョンに甘えることにした。
ウォヌ
ディノ、ごめんね…?辛かったよね
優しい声色でそー言ってくれるウォヌヒョン。


ほんとになんて優しいんだろう…。
ディノ
ぼっ僕ね、旅行のこと聞いてなくて…、ウォヌヒョンと一緒に旅行に行けるヒョンたちがっすごく羨ましくって…、僕のウォヌヒョンなのにって嫉妬しちゃって…。ヒョンたちにっ嫉妬しちゃだめっなのに…、僕の心がどんどん真っ黒になっちゃって…。とにかく今はあそこにいたくないなって思って…、部屋に来て…、ずっとウォヌヒョンのこと考えてた
この数時間、ウォヌヒョンのことだけを考えていた。


僕の真っ黒になってく心がほんとに許せなかった。


だって、相手は同じグループのヒョンだよ…?



僕ってほんとに悪い子なんだなって思った…。
ウォヌ
ちゃんと言ってくれてありがとう…!ディノが俺の事たくさん思ってくれてすごく嬉しいよ…?だから、そんなに自分のこと責めないで?
ウォヌヒョンがまた優しい言葉をかけてくれるから、甘えてしまう…。


ほんとに、このヒョンは僕のことを甘やかしすぎだと思う…!



ディノ
もっもう大丈夫です…!
僕が泣き止むまで、ずっと抱きしめてくれたウォヌヒョン。


ウォヌヒョンの近くにいるとすごく安心出来る。
ウォヌ
俺がまだだめだから、もう少し…ね?
ウォヌヒョンの気が済むまで抱きしめてくれることになった。


ずっとこのままがいいな…。
ウォヌ
今日は一緒に寝よっか?
ディノ
えっ!?いいんですか…?
ウォヌヒョンと寝るのはすごく嬉しいけど、明日も早いらしいし…。
ウォヌ
ディノがいいなら、俺はディノと寝たい
ディノ
寝ます!寝ましょう…!
ということで、僕とウォヌヒョンは一緒に寝ることにした…!


寝る時までウォヌヒョンと一緒なのがすごく嬉しい…!



ウォヌ
ディノはお土産、何が欲しい?
ベッドに入りながらそんなことを聞いてくれるウォヌヒョン。
ディノ
僕は…、ウォヌヒョンの写真が欲しいです…!だから、いっぱい撮ってきてくださいね…!
ウォヌ
じゃあ毎日のように送ってあげる笑
ウォヌヒョンの写真があれば、僕だって寂しくない…!


ずっとウォヌヒョンと一緒にいる気持ちになれるから…!
ウォヌ
ディノ、大好きだよ
ディノ
僕もウォヌヒョンが大好きです!
軽いキスをした後、僕らは眠りについた…。






リクエスト第2弾でした…!


いかがでしたか!ディノが可愛すぎたのではないでしょうか…!笑



まだリクエスト送ってないよ!という方はぜひ、コメント欄にリクエストお願いします!

プリ小説オーディオドラマ