カタカタカタカタカタカタカタカタカタ…(パソコンやってます)
私は今奴らの情報を収集している。
私の所属しているマフィアグループの極秘ページから
パスワードを知っている人間しか見ることが出来ない
まぁ一般の人間はこのページを見かけることも気付くこともないが。
このパスワードというのも、長年マフィアグループに務めた人間しか知らされない。
チーム組んでるなんて珍しいな。
ボスもよく許可したもんだ。
自分以外の人間なんて信用ならんのに、よくチームでマフィアなんざやろうと思ったな。
おかしな奴らだ。知ってたけど。
私はその他にもいろいろなことを調べた。
数時間後…
さすがに疲れた。
何時間もパソコンとにらめっこはキツイ。
私は極秘ページを完全にダウンさせたのを確認し、リビングへ向かった。
リビング✄-------------------‐✄
ガチャ…
そう言って椅子に腰掛ける。
白狐が不安げだが期待に目を輝かせながら尋ねてくる
この前…コイツらを助けた時か。
私がそう言うとみんな驚いた顔をしていた。
なんかキレられたんだが。
なんかキレられたんだが(2回目)
からぴち…?記念日…?
あぁ、"カラフルピーチ"の事か。
………結成記念日?
※彼女に悪気はありません
……?
みんな固まっちまった。ウチなんか言ったか?
※彼女に悪気はありません
また黙り込んじまった。なんか言ったか?
と言ってピンクがテーブルに晩御飯を並べてく。
相変わらず豪華だな。なんか祝い事でもあんのかってくらい。
………食費跳ね上がってボスに怒られねぇかな。
………相変わらずうるせ〜なぁ。
毎度の如く私はコイツらを横目に手を合わせる。
そう言うとメガネが白狐の頬っぺたについているご飯粒を取る。
………イチャイチャすんな。
あ、言ってくれた。
数分後…
うるさいヤツらを横目に手を合わせる。
ただ風呂に行くだけなのに見送られるって変だな。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。