第7話

2話
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2022/07/18 01:02 更新
____ぐるぐるぐるぐる

渦巻いて消えない
(なまえ)
あなた
(っ何で……)
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
………
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
おい
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
覚えてないのか?何もかも?
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
お前の名前は?年はいくつだ
(なまえ)
あなた
ぅ……
(なまえ)
あなた
あなた……
(なまえ)
あなた
年は……………12
(なまえ)
あなた
………だと思う
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
と、いうと?
(なまえ)
あなた
分かんない…でもぼやっと頭に出てきた…
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
(所々消えている感じか…)
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
(これは無理に戻すと今残っている記憶と混ざり合って混乱するな)
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
……まあ良い
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
詳しい事は後で分かるだろう
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
とにかく今は……
ゴゴゴゴゴッ………ゴオオオオン…
(なまえ)
あなた
?!
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
…チッ
(なまえ)
あなた
な、何…
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
あー安心……は無理だろうがそう身を固くするな
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
恐らく…
ダンダリオン・ダリ
ダンダリオン・ダリ
あーあーカールエーゴせーんせーー
ダンダリオン・ダリ
ダンダリオン・ダリ
すーみませーん
ダンダリオン・ダリ
ダンダリオン・ダリ
やり過ぎちゃいましたあ
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
………何を
ダンダリオン・ダリ
ダンダリオン・ダリ
へ?
ダンダリオン・ダリ
ダンダリオン・ダリ
いやあーちょっと城に魔獣が乱入しましてー
ダンダリオン・ダリ
ダンダリオン・ダリ
襲われた異教徒が放った魔術がガス関連のやつだったっぽくて、もろともぶっこrエフンエフンぶっ飛ばそうとエイト先生が炎だしたらドカン⭐︎
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
………馬鹿ですか?
ダンダリオン・ダリ
ダンダリオン・ダリ
ほらー言われてますよエイト先生ー
イフリート・ジン・エイト
イフリート・ジン・エイト
誠にっ!申し訳ありませんっ!
ダンダリオン・ダリ
ダンダリオン・ダリ
わあー声でかっ!
ダンダリオン・ダリ
ダンダリオン・ダリ
あ、とにかく崩れるかもなので逃げてくださーい
ダンダリオン・ダリ
ダンダリオン・ダリ
では!
プツン___
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
……………
(なまえ)
あなた
……………
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
ヂィッ
(なまえ)
あなた
(聞いた事ないくらい舌打ち大きい……)
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
おい!
(なまえ)
あなた
は、はい…
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
聞こえただろう、とにかく今は出るぞ
(なまえ)
あなた
でも、崩れるんならもう時間が無いんじゃ…
此処は地下室のはず、窓もないし、さっき聞こえた声の通りなら上はもう炎の海のはずだ

炎が消えていたとしても崩れれば埋もれてしまう__
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
ふっ…愚問だな
バサッ
(なまえ)
あなた
………!!
大きな漆黒の翼が部屋の中に広がった

私よりも大きく、きっと包み込むこともできるだろう

カルエゴと呼ばれた悪魔が持つ蝋燭の火が羽を照らし、影が私に降りかかる
羽を広げ笑うその姿は悪魔というに等しく、とても綺麗だ
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
崩れる前に私がお前と共に地上に出ればいいだけだ
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
(重量調整フラクタル)
ふわっ
(なまえ)
あなた
!浮いた……
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
(足はなるべく触れない方が良いな…)
そのままカルエゴの胸の中に運ばれ、仰向けにさせられる
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
捕まっていろよ
落ちても知らんからな
バサッ
羽が再び音を出して二人共宙に浮いた
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
(……の前に)
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
ダリ先生、ブエル先生と待機しておいて下さい
耳に手を当て呟くと、私の身体に手を戻してしっかり支えてくれた
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
さて、行くぞ
バサッ

一度羽ばたき、そして__
(なまえ)
あなた
っつ!
(なまえ)
あなた
(速い………!)
ビュンビュンと加速しながら彼の羽が空を切る音が響く

あまりにも速いものだから、建物が揺れているなど全く分からない

分かることといえば、炎が上がっていることぐらいだ
(なまえ)
あなた
(ジェットコースターみたい)
(なまえ)
あなた
(………あれ?)
(なまえ)
あなた
(ジェットコースター……私は此処から出たこともないのに、何でそんなこと知ってるの…?)
またぐるぐると渦巻き始める___
(なまえ)
あなた
!!
前方の両脇の柱が崩れてきた
___が
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
 
(なまえ)
あなた
(なまえ)
あなた
わ、わっ
落ちてくる物の隙間を器用に飛びながら、さっきよりも速く倒れる柱の下に潜り込んだ
(なまえ)
あなた
〜〜〜〜っ!
瞬きの間に柱から離れ今度は上に急上昇した
(なまえ)
あなた
(凄い凄い凄い凄い!)
私は目を輝かせながら彼を見た

地下の時とも違うその真剣な目は私に気づいて此方に向いた
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
この辺りには窓が無いからな、上に行って窓を探す。身体に負担はかかるかもしれないが我慢しろ
此方の方が何倍も早いと言いながら彼は私を連れてどんどん上に行く
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
あったぞ
(なまえ)
あなた
窓…
早く開けて出なきゃと思い手を伸ばそうとしたらその手を掴まれた
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
馬鹿者。お前は私に捕まっていろ。あと目もつぶれよ
(なまえ)
あなた
えっ
黄色の光が見えはじめたので慌てて目を瞑る
フワッと何かが身体に被さった気がした
ガッ!!!………………………ピキッ
ピキッピキッ…………
彼が後ろに下がったのが分かった
__そして
(なまえ)
あなた
?!
ビュンと身体が勢いよく半回転して…
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
…フン
ガシャアアアアア
(なまえ)
あなた
……!
少し目を開けると、彼がその足でガラスを蹴り破っていた
身体を見ると白いふかふかの毛布らしきものがかかっており、彼の羽が私を覆うように前を隠す
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
おい、目を閉じろと言っただろ!
そう言われ再びぎゅっと目を瞑る
数秒たつと冷たい何かが身体を過ぎていった
ナベリウス・カルエゴ
ナベリウス・カルエゴ
…もう目を開けて良いぞ
(なまえ)
あなた
………
(なまえ)
あなた
!!

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